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| 姫路市 |
目標はプロバイオリニスト 姫路市立網干中学校2年 福田 紫妃さん |
2012年1月号に掲載 |
「夢はプロのバイオリニスト」ときっぱり。普段は2〜3時間、コンクール前は7〜8時間と、右肩や左指が痛くなるほど練習を積み、昨夏に東京で開かれた「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」の中学生の部で1位を獲得した。大好きなアニメ「結界師」のオープニングテーマを直前に聞くことで、イザイ作曲「バイオリン・ソナタ№3バラード」をリラックスして演奏できたという。
3歳の時、ピアノを弾く母の郁子さんから「合奏できたら楽しいだろうね」と声をかけられ、バイオリンを始めた。小学高学年のころは「周りの友達は遊んでるのに、なんで練習してるんやろ」とつらい思いをしたこともある。しかし今は「夢をかなえるため」と前向きな気持ちになり、練習できない日があると罪悪感を抱くまでになった。師事するマウロ・イウラート先生には音程をぴたりと決めることと、楽譜を解釈して消化し自分なりに表現することを指導されている。ウイーン国立音楽大学への進学をめざすためドイツ語の学習も欠かさない。
年に4回ほどは病院や老人福祉施設を中心にボランティア演奏を行っている。高齢者に披露する時はゆっくりと、子どもが多い時は「アンパンマン」を弾くというふうに工夫しているそうだ。「世界中の人々を幸せにできる音楽を奏でられるバイオリニストが目標ですから」。
079(230)4181
| 小野市 |
多世代が絵本で交流する おひさま文庫 |
2012年1月号に掲載 |
主婦の永井元子さん(58)が昭和63年、絵本の世界を楽しむ子どもを育てたいという思いで自宅の離れに開いた家庭文庫。自身の3人の子どもたちに買った本や譲り受けた本300冊でスタートし、良質の本を年々買い足して今では5000冊にもなった。
文庫には、小学生や赤ちゃんを連れたお母さん、読み聞かせボランティアをしている40~50代の女性などさまざまな年代の人が集まり、年間では延べ1000人ほどが利用している。絵本はその場で読むだけでなく、貸し出しもしていて、冊数や期間の規制はない。若いお母さんに絵本選びのアドバイスをすることもある。顔ぶれを見てその日の内容を決め、永井さん自身が読み聞かせやわらべうた遊びをするが、来ている小学生に任せることもある。市立市場小の宗和結奏さん(4年)は「保育園や幼稚園の子どもたちにパネルシアターをするのが楽しい」と話す。1歳、3歳の子どもを連れて毎週のように通う江金智絵さんは「年齢に合う本を紹介してもらいます。小学生など年代が違う子どもたちと交流できるのがいいですね」。
永井さんは「みんなの笑顔に囲まれて活動しています。絵本を楽しむ親子が増えると良いですね」とほほ笑んだ。
開館時間 水曜16:00~18:00 小野市市場町300 0794(62)4400
| 稲美町 |
使われる喜びをかみしめて 大庭 和昭さん |
2011年12月号に掲載 |
今年37歳の若き陶芸家。少年時代、当時流行していたゲーム機の代わりに紙粘土を握り、頭の中で想像したいろいろなものを具体的な形にして表現していた。大阪美術専門学校美術研究科陶芸専攻に入学、陶芸のさまざまな技法を学び、試行錯誤しながら作ることが楽しかったという。卒業した年にさいたま市のギャラリーで個展を開き、そこで好評だったことから手応えを感じて、陶芸家として生きる道の第一歩を踏み出した。その後、神戸市展、加古川市展、姫路市展などの彫塑部門や工芸部門で市長賞や入選を重ねた。
最初は奇抜な印象のオブジェを中心に作っていたが、年を重ねるにしたがって奇をてらう気持ちがなくなり、食器や花器など普段の生活の中で使える素朴で自然な感じのものが多くなってきた。平成20年にはメキシコやグアテマラを巡り、現地の生活に根ざした、雑で洗練されていない焼き物に魅力を感じた。大庭さんの作品は強烈な個性を発しているわけではなく、一見シンプルだが、土の持つ表情や質感が伝わってくる。
「焼き物は使われることによって完成すると考えています。自分の作った器が、どんな風に使われるのか興味がありますし、皆さんにさまざまな用途でおもしろく使ってもらえたらうれしいです」
加古郡稲美町国安335-5 079(492)3308
| 姫路市 |
体にやさしいおやついろいろ KARIKARIちゃん |
2011年11月号に掲載 |
「娘が中学生のころにアトピーがひどくなったので、牛乳やバター、卵など動物性の材料を用いずに体に良いものを作ってみようと、クッキーやマフィンなどを焼き始めました」と話す店主の幸田陽子さん(44)。
昨年6月、対面販売の店をオープン。菜種油、豆乳、おから、てんさい糖、季節の野菜や果物などできる限り有機食材を用いて、安心安全なお菓子を提供している。「カリカリちゃん」のネーミング通り歯応えのある焼き菓子が中心で、定番のおからクッキーは、黒糖・ほうじ茶・ココナッツ・キナコなどいろいろな味があり、1袋200円。塩味のおからスティックも青のり・ゴマ・カレー味などバラエティーに富み、ポリポリとした食感が楽しい。これ以外にも、パンやスコーン、シフォンケーキなど曜日替わりのオリジナル商品が並ぶ。
お客さんはアレルギーのある若い女性や体に気を配っている主婦のほか、単に「おいしかったから」というリピーターも多いそうだ。
商品は高砂市米田町の「はま茶」、加古川市加古川町の「器と雑貨moi」などにも置いている。「これからも、体にやさしい材料を使ったシンプルなお菓子を作っていきたいです」。
営業日 月・水・金曜 10:30~16:30(臨時休業の場合あり)
姫路市東延末1-69 090(3262)9884
| たつの市 |
家族新聞で深まった絆 野間 孝造さん |
2011年10月号に掲載 |
野間孝造さん(64)は、「家族新聞」を作り始めて17年、今年1月の新年号でちょうど70号を発行した。
きっかけは、図書館で偶然見つけた家族新聞作りの指南本だった。当時中学生だった三女の久美子さんの勧めもあり、4人の子どもの成長や家族の出来事を記録するために始めた。
新聞はB4サイズで6~8ページ、すべてワープロで作る。新年号は親類や友達などに出す年賀状代わりで、トップ記事「わが家の重大ニュース」の内容を決める編集会議は野間家の行事の一つになっている。そのほか、不定期で年3~4回発行して親類などに配る。毎号第1面は家族写真入りの旅行記などが中心で、孝造さんの雑感「見聞録」が天声人語風に入る。妻・貴子さんの「リハビリ奮闘記」や孫からの手紙など、家族の大きなイベントからささいなことまで、多彩な内容だ。
良かった点は、家族の会話が増えたこととテレビや新聞などで知らない言葉が出てきたらすぐ調べて記録する習慣が付いたことだとか。今年6月の「第1回語彙・読解力検定2級」にも見事合格した。
「平成17年に長女の結婚披露宴で列席者に渡すための新聞を作り、それから子どもたちが結婚するたびに号外を作っています。目標は自分の葬式の参列者に渡す号を作ること」と笑う。現在は、11月の久美子さんの婚礼用号外作りの取材や執筆に追われている。「新聞が見たい方はいつでも連絡してください」と野間さん。
079(322)0449
| 姫路市 |
和の空間で感じるNZ フォトグラファー 大原 正也さん |
2011年10月号に掲載 |
姫路出身でニュージーランド在住のフォトグラファー大原正也さんが、10月11日から町家カフェ「しょうあん」で個展「写心 of 和の中のニュージーランド」を開く。
元はIT系サラリーマン。日本にいてはできないことを体験したいとニュージーランドへ渡ってから、本格的に写真を始めた。在住日本人向け雑誌の撮影の傍ら、平成17年に観光名所と雲を組み合わせた写真集「New
Zealand Land of Clouds」を、翌年には陰影や神々しさをとらえた「Moods of New Zealand」を出版した。
初めて日本で個展を開いたのは2年前。横浜と神戸で「写心 of 恋人達に捧げるニュージーランド」として15点を紹介し、作品にはイメージに合わせた自作の4行詩を添えた。今年5月には神戸で「写心 of いろ、色イロ」と題し、風景写真を色ごとに展示した。
大原さんは写真を「写心」と呼ぶ。「いつも『撮らせてもらっている』と思っている。撮る時の自分の心が、作品に現れると思うから」だ。
今回の個展では海、空、山などの風景を中心に約30点を展示する。「生粋の和の空間ということで、ちょっとした仕掛けを考えています。開放的でのんびりとした風景を見て、ホッと和んだり、元気になってもらえれば」と話している。
「写心 of 和の中のニュージーランド」
10月11日(火)~23日(日)10:00~17:00 17日(月)は休み
場所 町家カフェ「しょうあん」(姫路市材木町9) 079(297)0828
| 高砂市 |
0才児からよっといでー 県民交流広場 よってこ村・荒井 |
2011年10月号に掲載 |
「よってこ」とは、播州地方に伝わる方言で「よっておいで」とか「よっていこう」という意味の言葉。平成20年6月、高砂市の荒井地域の自治会出身メンバーが集まり、遊びを通じて元気な地域と仲間づくりをめざそうと住民組織「よってこ村・荒井」を立ち上げた。
よってこ村応援団の一つ、(株)タクマの福利厚生施設を無償で借り、村役場と名づけ、交流広場を開設。合言葉は「いつでも、だれでも」。約90坪の建物内には、囲碁・将棋部屋や図書室などがあり、時間を気にせず自由に使用できる。また、会議室や和室もあり、子育てグループなどの集会にも使われている。約2500㎡の広場では、週2回のグラウンドゴルフや盆踊り、たこ揚げ大会といった行事も行っている。
10月23日(日)には世代間交流を目的に、なごみ市を開催する。「でっかいイベントで高砂を盛り上げよう」と意気投合したカフェ店や雑貨店を経営する30代の女性4人で作る「四つ葉色」が企画運営をし、今年で2回目。手作り雑貨の販売、歌やダンスなどのステージ、絵本の読み聞かせ、お楽しみ抽選やじゃんけん大会など子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんの内容だ。また、はばタンや消防車、白バイと一緒に記念撮影もできる。四つ葉色代表の春下光代さんは、「お客さんはもちろん、出展者も主催者も全員が楽しめるイベントにしたい」と話す。
開園 火・木・土・日曜 9:00~17:00
高砂市荒井町扇町13-27 079(442)8843
| たつの市 |
ぬくもりある木管の音色 音樂集團 オモオモ
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2011年8月号に掲載 |
たつの市出身で、クラリネットの音色をこよなく愛する女性7人が奏でるアンサンブルグループ。結成して9月で丸5年を迎える。
創設者の水口千佳子さんが「アンサンブルコンテストに出よう」と皆に声をかけたのが始まりだ。以後、コンクールだけにとどまらず、幼稚園や老人ホーム、地域などのイベントに参加。3年目からは、年に1度のペースで定期演奏会を開催。8月21日(日)には第3回の定期演奏会を控え、聞いた人が元気になれるような楽曲や構成を企画中だ。
6月19日にあった第8回太子音楽祭にはゲストとして出演し、「ひょっこりひょうたん島」「茶色の小瓶」「川の流れのように」そして「上を向いて歩こう」の4曲を演奏した。最後の曲では、拍手と歌声が会場に響き、演奏者と観客が一体化したステージとなった。
広報担当の須和規恵さんは、「人の何倍楽しんでいるんやろ。好きな音楽と、志を同じくする友だちに囲まれてステージに立てる。ぜいたく過ぎるくらい幸せです」と話す。音楽に情熱を注ぐ7人の夢は、結婚や出産など環境が変わっても、年を取っても続けていくこと。8月には釜山・長崎チャータークルーズのゲストとして、船上での初の海外公演も決まっている。
http://ameblo.jp/omoomo-clarinet/
| 加古川市 |
見て触って考えて遊ぼう 第15回全国組み木フェスティバルin兵庫実行委員会 |
2011年8月号に掲載 |
全国組み木フェスティバルが8月18日(木)から20日(土)まで、東播磨生活創造センターかこむで行われる。組み木は板に書いた絵を電動糸のこで切り抜いて作る。フェスティバル実行委員長で組み木作家の中村和子さん(71)は「組み木はおひな様や五月人形のように飾ったり、ままごとみたいに遊んだりできますが、積み木に比べると知名度が低いので、たくさんの人に知ってもらいたい」と期待する。
フェスティバルには組み木考案者の小黒三郎さんの作品のほか、全国の組み木作家26人と播磨地域で制作を楽しむ40人余りの約700点が並ぶ。中村さんもオリジナル組み木作品の花ごまを出展する。色鮮やかなアサガオやヒマワリなどの形で、回すと光の屈折で錯視を引き起こして逆回転や本来使っていない色が見える不思議なこまだ。中村さんの指導を受ける三木山組み木の会の小西武美さん(62)は「昨年秋から始めました。木彫りをしていましたが、組み木は早くできるのでもう100個ほど作り、干支のウサギはたくさんの人にプレゼントして喜ばれました。今はフェスティバル用に昔話の図柄を制作中です
」と話す。
展示の他に、手に取って遊べるコーナーや糸のこを使って動物の組み木を作る体験コーナー(300円)もある。
079(423)8681
| 高砂市 |
触られて魚もギョギョ 出前水族館 播磨マリンクルー |
2011年7月号に掲載 |
「子どもたちに本物を触らせてあげたい」と、高砂の沖で捕れた海の生き物を市内の学校に持ち込んで「出前水族館」を開いている。今年度最初の依頼は、「高砂市こども園」。園庭に置かれた5個の水槽の中では、カニやアナゴなど10種ほどが動いている。ぷっと腹を膨らませるフグ、ぬるぬると動き回るタコ、グロテスクなナマコ。生きた魚に驚く園児たちだが、「触ってごらん」との声に恐る恐る水の中に手を伸ばす。「やった。捕まえた」と手の中で動く魚に歓声が上がる。
約10年前、会長の吉政静夫さん(77)が地元の漁師の協力を得て始めた。4年ほど前に友人の岸正さん、古川雅昭さん、渡辺正行さんらが加わり「播磨マリンクルー」を結成。今では市内の幼稚園や小学校のほか、各地域のイベントなど年間20~30回出かけている。今年3月には心豊かな子供を育てる活動を表彰する「こころを育む総合フォーラム」の近畿ブロック大賞を受賞した。
吉政さんは「切り身や調理済みの魚しか知らない子どもが多いので、こんなにうれしそうな顔を見ているとやりがいがあります」と話す。出前水族館は約2時間で、魚のタッチングのほか、貝殻で海の音を感じる音遊びや折り紙などもある。夏休みには地引き網漁の体験会も計画中だ。
079(443)7263吉政
| たつの市 |
市役所に福祉ショップ 赤とんぼふれあいショップ ありがとう
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2011年7月号に掲載 |
たつの市内にある8つの障害者福祉施設が日替わりで商品を販売する「ありがとう」が、市役所玄関ホールにオープン。同市が、障害者に対する市民の理解をより深め、その就労を支援する目的で始めたものだ。正午を中心に前後1~2時間ほど、施設利用者が店頭に立ち、自分たちが作った食品や小物を販売している。
毎週月曜は弁当から農産物、小物まで幅広く手掛ける「えびす」、パン工房を持つ「メイプル」と「愛ランド」はそれぞれ火曜と木曜、金曜はクッキーやシフォンケーキが人気の「いねいぶる」、そして水曜はこの他の施設が交替で出店。市役所を訪れる人たちが気軽に立ち寄って購入している。(施設・曜日は変更の場合あり)。
「えびす」利用者の柴原健二さん(28)は「接客が好きなので毎回楽しみです。ナス・キュウリ・トマトなどの無農薬野菜を一生懸命育てています。一人でも多くの人に買ってもらえるように努力したい」、「愛ランド」代表の武内美佳さん(46)は「お客さんが『がんばりよ』とやさしく声をかけてくださるので、メンバーもとても励みになっています。感謝の気持ちを忘れず、地域に支えられたこの活動を長く続けていきたいです」と話す。
地域福祉課の寺田誠司さん(32)は「市役所の職員も日替わりの食品を楽しみにしています。市民の皆さんもぜひのぞいてみてください」と呼びかけている。
| 姫路市 |
情熱ある人 集まれー HIMEJI SAINTS Drum&Brass Corps |
2011年7月号に掲載 |
県内では数少ない一般のマーチングバンド。中学生から社会人までの男女24人が集まり、金管楽器と打楽器、フラッグなどを用いて視覚的表現を担うカラーガードで構成する。播磨地域の中学校で吹奏楽やマーチング部の外部指導者として活躍していた村田浩史さん(25)が中心となり、自分たちも活動できる場をと平成16年に始動させた。
たつの市にある赤とんぼ文化ホール近くの揖保川河川敷へ第1・3土曜と日曜の午前9時に集合し、練習を終えるのは午後5時ごろ。移動しながらの楽器演奏は体力が勝負となる。「家でも筋トレは欠かせません」と村田さん。
レパートリーは「ウエスト・サイド物語」「ヤングマン」を含む10曲。年に数回、関西や近隣で開かれる大会へも出場している。昨年の「マーチングバンド・バトントワーリング県大会」で金賞を収めたものの、「マーチングバンド関西大会」では銀賞、今年は金賞をねらいにいく。岩尾幸浩代表(25)は「演奏能力を向上させたり、意欲だったり、各人の姿勢が大事」と話す。
現在メンバーを募集中。条件は中学生以上でやる気があること。今春から加入した三木真友美さん(19)は「マーチング以外にも大学の講義に部活にバイトと多忙。でも毎日が充実しています」と目を輝かせている。
http://www.sound.jp/saints/
| 姫路市 |
楽しみながら社会奉仕を ボランティアグループ セルフ・グロウ |
2011年6月号に掲載 |
平成13年に発足、代表の伊東律子さんと副代表の大川恵美子さんが中心になって社会貢献を趣旨に活動している。モットーは「自己研鑽しながら、社会奉仕。人の役に立ちながら、自分たちも生き生きと楽しく活動し、周囲にも温かい空気を流していくこと」だ。
会員は30代から70代までの100人余り。それぞれが得意の分野で企画を立てる。子育てを経験してきたからこそできる子育て支援「ほんわかクラブ」、国際交流の一環として姫路在住の海外の人に教えてもらう「世界の料理を楽しむ会」、本格的なボイストレーニングを積みレパートリーを増やして施設を訪問する「ほんわかコーラス」など、活動は多岐にわたる。
伊東さんは、「参加してくれた方が、社会奉仕をしながら楽しみ、喜んでくださる。これが何より活動の励みになります。新しい出会いの中で、元気を頂くことも度々です。これからもいろいろなことにチャレンジしていきます。年齢にかかわらず参加はどなたでもできますので、一緒に活動しませんか」と呼びかける。活動場所は姫路勤労市民会館やイーグレひめじの料理室など。姫路市民活動ネットでも検索できる。
079(292)3455 伊東
| 加古川市 |
大空を鳥のように飛ぶ 加古川パラグライダークラブ |
2011年6月号に掲載 |
20年ほど前、両荘公民館で行われた体験教室の参加者たちによって結成された。現在のメンバーは女性1人を含む40代から70代の11人。フライトの条件に最適な加古川市志方町の城山に本拠地を移し、志方公民館に登録して活動している。メンバーの樋笠俊一さんは「空を飛ぶのは子どもの時からの夢でしたから、最初に飛んだ時はものすごく感動しました」、代表の山崎厚さんは「広々とした空中は本当に雄大で気持ちが良いですよ」と笑顔を見せる。
フライトは天候や風の向き、風力などに左右される。翼の下に操縦席となるハーネスを付け、山腹の斜面を利用して、向かい風を見計らって飛び立つ。条件が良い時は何時間も滞空できるという。練習日は第2・4の日曜。加古川の河川敷で、翼の作り方やコントロールの取り方など1年ほどかけて基本の技術を学び、その後、城山で実践している。山の整備や管理を始め、フライト時には市消防本部に連絡するなど、地域に迷惑がかからないよう万全の対策を心がけている。
結成当初のインストラクターでもある公賀武彦さんは「無線機や高度計も装備し、安全をモットーとしています。興味のある方は10月23日に開催する体験教室を見に来てください」と話す。
090(5125)3162 山崎
| 西播磨 |
バザーで地域貢献を 国際ソロプチミスト西播磨
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2011年5月号に掲載 |
「国際ソロプチミスト」は、専門的な職業を持つ女性で組織し奉仕活動をする世界的な団体。アメリカを本拠とし124カ国に約8万9千人の会員がいる。
西播磨支部は平成6年に認証され、以後地域に密着した奉仕活動や支援事業を行っている。年間最大の行事が、17回目を迎える今月31日のチャリティバザーだ。服飾、雑貨、和・洋菓子、陶磁器など約30店舗の協賛店が集って商品を販売し、その収益金の一部と入場料全額を地域に寄贈する。今回は赤穂市消防署に広報用軽自動車を寄贈する予定だ。昨年は台風9号の被害を受けた3市町に見舞金を贈った。
メンバーは、9月から特別委員会を立ち上げ、協賛店や会場と打ち合わせを重ね準備をしてきた。チャリティバザー特別委員長の井上直子さんは「協賛店の支援も頂きながら、会員21人が力を合わせ続けています。気に入ったものを買うことが社会貢献につながるので、ぜひ足を運んでください」と呼びかける。入場券は飲み物付きで500円、先着200人には粗品を渡す。
5月31日(火) 10:30~15:00
赤穂ロイヤルホテル2F(赤穂市加里屋中洲)
| 姫路市 |
明るい人柄 作風に表れて 黒崎 節子さん |
2011年5月号に掲載 |
温かい気持ちにさせてくれる絵手紙を制作しているのは姫路市平野町で文具店を営む黒崎節子さん(68)。知人から届いた絵手紙に魅了され、身近に制作用品がそろっていたことから20年前に始めた。題材は風景、人物、建築物、花、果物、魚など。決して写真を見て描くことはせず、現物を前にして筆を動かすこだわりようだ。1年に1度、「観光ではなく絵手紙のため」に渡欧もする。「その間は1日に12時間くらい描いてるかな」。
日本絵手紙協会公認講師でもある黒崎さんは「仲間と一緒に楽しみたい」と15年前に教室を開き、現在は60歳前後の男女70人が通う。生徒の松田久美子さん(69)が「先生の作品に向かうパワーは半端でない。明るい人柄が画風に出ています」と言えば、橘勉さん(63)も「近づきたいけど、なかなかまねできるもんやない」と称賛する。
今月3日から、黒崎さんの個展が開かれる。テーマは「墨」。イメージが白と黒で、墨で表すのに最適という姫路城を筆頭に、ドイツ・ノイシュバンシュタイン城やチェコ・プラハ城などの作品、フランスのリビエラ海岸、ニースの街並みのスケッチほか、ここ5年間で描きためた大小600点が並ぶ。ほっこりした画に感じたままの言葉が添えられる作風はまるで童話の世界。おとぎの国に迷い込んだような感覚をぜひ味わってほしい。
079(225)2351 (株)クロサキ
「墨に魅せられて~黒崎節子の歩み~」
5月3日(火)~5月8日(日) 10:00~17:00(3日は13:00から、8日は16:00まで) イーグレひめじ(姫路市本町)
| 加東市 |
卒業しても登り続けたい うれしの学園生涯大学 山嬉会 |
2011年5月号に掲載 |
平成20年度のうれしの学園生涯大学入学者の山登り同好会。代表の加古川市の廣田孝志さん(71)は「授業だけでは話をする機会もあまりないので、親睦と健康維持を目的に会を発足しました」と話す。他の山の会でも活動している廣田さんが、その経験を生かして企画から当日の進行、終了後の報告までを行う。
活動は月1回で、今までに「加東市の鴨川の里から清水寺まで」や「神戸市西区の雄岡山から雌岡山まで」などに行った。ゆっくりなペースの人に合わせて休憩を取りながら登る。山頂で弁当を食べて、季節の歌を歌う。後日写真と後記を載せた紙面を作って思い出話もする。
メンバーは64人で平均年齢は68歳。毎回参加している加西市の安富昌代さん(65)は「場所も知らない所ばかりで新鮮。きつくても楽しいです」と笑顔。西脇市の神月定夫さん(65)は「定年後の58歳から六甲山をよく縦走しましたが、ひざを痛めたので、今はみんなと雑談をしながら登るのが楽しいね。小さいころの遠足のようです」と話す。
廣田さんは「山頂に立つと何にも代えがたい気持ち良さが魅力。メンバーも参加を楽しみにしているので卒業してからも続けられたなぁ」。最終学年の今年は10月に1泊2日のハイキング登山も予定している。
| 明石市 |
心地良いハーモニー アンサンブルBell |
2011年4月号に掲載 |
女性のアカペラグループで平成16年12月に結成。メンバーはソプラノの松村都子さんと永田いずみさん、メゾソプラノの石黒晶子さん、アルトの兵頭祥子さん。それぞれに学生時代のコーラス部やママさんコーラスなど経験は長い。宗教曲、童謡唱歌、わらべ歌、アニメや映画音楽、ポップスなどレパートリーは約100曲ある。
歌声は透き通るように高い声と幅のある低い声が響き合い、4人とは思えないほどの音量で、声の振動が体にも伝わってくる。正しい発声で「ハモる」と、本当は出していない音までが聞こえてボリュームアップにつながるのだとか。石黒さんは「ピアノ伴奏がなく少人数なので、歌にごまかしがききません。毎週練習し、月1回はボイストレーナーの指導を受けています」と話す。
年に1度の自主コンサートでは曲を選び、テーマを決め、イメージに合わせた衣装やステージで使うペープサート(紙人形)などの小物も作る。司会進行もメンバーでこなす。かわいい振り付けがあり、耳だけでなく目でも楽しめる。兵頭さんは「最初は恥ずかしかったけれど、今では舞台でドレスを着て歌うのが楽しみ。声に癒やされると言われるのがうれしい」とにっこり。
合唱団とのジョイントコンサートや、地域のイベントへの出演も多数。高齢者大学で合唱の指導もしている。
| 相生市 |
グランプリ受賞で美の追求 森 順子さん |
2011年3月号に掲載 |
昨年10月の「第3回ミセス日本グランプリ」で40代グランプリに輝いた。選考基準は、健康的で知性と優美さを兼ね備え、芸術・文化にも通じて活動的なライフスタイルを持つミセス。約320人の応募の中から、書類審査、西日本予選会を経て、選ばれた。
応募のきっかけは、平成21年に夫の海外赴任先のベルギーで、アースマラソンにチャレンジしている間寛平さんに偶然出会ったこと。一生懸命走る姿に感銘を受け、自分も何かに挑戦したいと考えていた。帰国後、相生市でエステサロンを経営する姉の勧めもあり、いろいろな経験をして成長したいと決意した。
「グランプリを受賞して一番有意義だったことは、さまざまな職業を持つ同世代の女性に出会えたこと。ミセスであっても仕事を持ち、生き生きと輝く彼女たちと情報交換することで刺激を受けた」と話す。また、「美」を追求することの意義も感じたという。
現在は姉のサロンでメークなどの美容アシスタントとして、エステの仕上げを担当している。
「ちょっとメークを変えるだけで、皆さん見違えるようにきれいになります。ポイントを伝えてきれいになるお手伝いをしたい」。今後は、ベルギーの文化の良いところを生活に取り入れるセミナーなども考えている。
| 高砂市 |
一点ものの革バッグ 革工芸作家 mimiさん |
2011年3月号に掲載 |
バッグを中心に革製品を作っているmimi(本名・鈴木恵美)さん。姫路のアトリエ千異多で技術を習得した。バッグ制作は革の厚さを均等にしたり、切り口をやすりで磨いたりといった工程が多く、力も必要で、手作りでは約2カ月かかる。制作を始めて1年足らずだが、今までに作った5つの作品は、ギャラリーに展示してすでに完売。柔らかい皮のバッグを購入した人からは「使いやすくて手触りが気持ち良い。癒やされる」と好評だ。
現在はクラフト展に出品するために10点を作っている。ショルダーバッグはこげ茶色で赤いステッチでアクセントを付けている。フタや肩ひもは革の断面を生かしたデザインで、マチが大きめなので見かけ以上に入る。洋服を引っ掛けて傷めないようフタの留め具に金具を使っていない。他には上部をひもで絞る形のナップサック、底鋲を付けて痛みにくくしたビジネスバッグ、本が1冊入る程度の大きさのポシェット、キーケースなどがある。
「洋服に合わせやすい黒や茶色で、長く使えるシンプルなデザインを心掛けています。2~3年の内にネット販売や店を開きたいです」と意気込む。ブログで注文も受け付けている。
http://mimibag.exblog.jp/
| 西脇市 |
西脇から届ける歌 シンガーソングライター けんじゅんさん |
2011年2月号に掲載 |
アコースティックギターの弾き語りをしているけんじゅん(本名・山根謙順)さん(25)。中学3年のころに「ゆず」や「ジューク」がはやり、その姿を見てオリジナル曲作りに取り組むようになった。高校卒業後に神戸や大阪で路上ライブからスタートし、現在は月1〜2回ライブハウスやステージに立つ。少しハスキーな歌声に哀愁漂うメロディーで、オリジナル曲は約100曲。
最近は西脇での活動が多く「日本のへそ発進シンガーソングライター」という肩書き。2月27日(日)午後2時から西脇アピカホール開館15周年記念プレコンサートに出演予定だ。3枚目のCDアルバム「あなたへ」のジャケットは西脇の童子山公園から見える町の桜の風景が水彩画で描かれている。弾き語りのギター教室もしている。
「若いころは華やかな都会やテレビの世界にもあこがれました。力んでオリジナル曲をさあ聞いてくれって感じで歌っていたけど、反応はあまり良くなかった。成功の形を思い描いても現実は難しい。地元でのイベントに積極的にかかわるようになり、たくさんの人の世話になって、地元への恩返しをしていくべきだと思うようになりました。今はみんなが口ずさめる『乾杯』『大きな古時計』といったコピー曲も歌って、一緒に楽しめるようにしています」と話す。
090(1963)4321
| 高砂市 |
天然の感動 伝えたい NPO法人 日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会 |
2011年2月号に掲載 |
協会理事長の二木賢治さんは20年ほど前、地域振興アドバイザーとして香川県高松市の女木島を訪れた際、真夏の大きな夕陽が瀬戸内海に沈む光景に圧倒された。夕陽で町おこしをしようと前身の「夕陽の地域推進協議会」を立ち上げ、各都道府県から候補地を募集した。
平成9年に神戸連続児童殺傷事件が起きた際、同会の顧問だった宗教学者の山折哲雄さんが「少年は幼いころ、夕陽を見るという『天然の感動』に出合っていないのでは」と話すのを聞き、夕陽は人間の心を育む力があると考えた。平成11年から「日本の夕陽・朝日百選のまち」を選定しており、現在、夕陽は96ヵ所、朝日は12ヵ所。播磨地域では、姫路市立美術館から見た姫路城、新舞子浜、赤穂岬が夕陽百選に入っている。同15年にNPO法人の認可を受けた。
「百選」写真展は全国を巡回する。昨年は千葉県旭市、石川県玖珠市、福井県越前市、姫路市の太陽公園であった。また、各地の観光地を紹介する「日本列島心のふるさと観光展」も企画し、約40人の熟練カメラマンが所属する「夕陽(せきよう)の会」の写真を展示している。 二木さんは「写真展が夕陽や朝日を見るきっかけになれば。人間の力が及ばない『天然』から受ける感動を、多くの人に味わってもらいたい」と話している。
090(9984)7953 二木
夕陽の会「夕陽・朝日の写真作品展」
2月28日(月)まで 場所 太陽公園「スワン」(姫路市)
第3回日本列島心のふるさと観光展「夕陽と朝日の写真展」
2月11日(祝)~21日(月) 場所 アスティアかさい(加西市)
| 加古川市 |
本番間近「スーホの白い馬」 加古川シティオペラ・ジュニア チェルキオ |
2011年2月号に掲載 |
第2回定期公演が2月27日(日)午後2時半から、加古川のアラベスクホールで開かれる。今年はモンゴルの楽器・馬頭琴にまつわる話を基にしたミュージックファンタジー「スーホの白い馬」で、メンバーたちは、熱の入った練習を続けている。
オーディションで選ばれた小学生から高校生までの30人が、昨年10月から歌や芝居の練習に取り組んできた。男子でただ1人の高砂市立阿弥陀小の高谷英知君(2年)は「昨年はドキドキしたけど、家族にほめてもらったのでうれしかった。今年も参加できて良かった」と少し照れくさそう。町の子ども役の加古川市立氷丘南小の窪田虹音さん(1年)は「もともと音楽が好きなのでとても楽しいです。家でもCDを聴いて練習しています」。主役のスーホ役を務める同市立神吉中の岸本菜々萌さん(2年)は「歌と動き、セリフを一緒に覚えるので大変ですが、やっとできるようになりました。当日は学校のテスト期間中ですが、両方がんばります」と笑顔を見せる。
加古川シティオペラ代表の田代恭也さんは「ほとんどが昨年からの参加者です。表現することがどんどん好きになり、自信がついてきています。加古川から世界に羽ばたくオペラ歌手が育ってくれればうれしいですね」と話す。当日は入場無料で、馬頭琴の演奏もある。
090(8528)5334
| 小野市 |
そろばんで脳の活性化 播州算盤工芸品協同組合 |
2011年1月号に掲載 |
400年の伝統を誇る小野市の特産「播州そろばん」が、昨年12月に公開された映画「武士の家計簿」の中で小道具として使われている。加賀藩の御算用者(会計係)が、膨大な自宅の借金に知恵と愛で返済に取り組む物語だ。一昨年の10月に注文を受け、クライクインまでの40日余りで御算場用、自宅用、子供用、陣中見舞い用など9種類、61丁を製作した。
組合理事長の宮永英孝さんは「天2地5という5つ玉そろばんです。職人さんが、使い込んだ感じや色使いなど当時の雰囲気が出るように一つひとつ手作業で丁寧に仕上げました。映画の舞台は江戸末期ですが、今も昔も家計は大変ですね」と話す。
そろばんは、近年コンピューターや計算機に押され、生産は減少している。だが単に計算する道具としてだけでなく、考える力や集中力、記憶力といった脳の働きを高める教具として、ハンガリーやアメリカ、ブラジルなど多くの国で導入されているという。日本では平成16年に初のそろばん特区として認定された尼崎市で「そろばん教育」を実践している。
同組合ではそろばんを身近で親しんでもらおうと、市内の小学3年生を対象に「マイそろばん作り」の体験や、5か9(合格)に玉を固定した「合格お守りそろばん」、そろばん付きの知育木具といった新製品の販売も始めた。平成19年4月より、市内の新生児に出生記念そろばんをプレゼントしており、近々1600人を突破するという。
0794(62)2108
| 高砂市 |
人生の応援歌 届けたい シンガーソングライター そえんじ |
2011年1月号に掲載 |
中学2年の時に魅了された70年代のフォークソングや、自らが作詞作曲した歌を歌うシンガーソングライター・そえんじ(本名・副島一由城)さんが、昨年12月、高砂市文化会館で帰郷ライブ「ふるさとありがとうコンサート」を開いた。加古川生まれの高砂育ちで、そえんじは子どものころのニックネーム。
大阪で下宿生活をしていた19歳のころからうつ病になり、投薬を続けながら大学に通った。「子どもの時からクラスの人気者で、お笑いや歌まねが好きでした。お調子者で無理した部分もあり、自分でない自分を作り出していたのかも」と当時を振り返る。そんな自分を変えたいと、悩みや思いをひたすら詞につづった。心を言葉にすることで少しずつ病も癒え、卒業するころには完治。アルバイトをしながら本格的にギターと歌を習い、路上で弾き語りを始めた。
平成20年には初めてのワンマンライブを開催し、CD「葛藤の歌」も出した。現在は、大阪を拠点にコンサートやライブ活動をする一方、イベントの司会や病気の経験を生かした講演なども行っている。
「薄毛に悩んだ時もありました。今ではそれも個性だと思っています。うつ病の人からよく相談を受けますが、何事にもプラス思考で、大きな心を持って進んでほしい。そんなメッセージを込めた応援歌をみなさんに届けたいと思っています」と話す。
090(6085)4586
| 加古川市 |
きらびやかな音色楽しんで ら・マロン |
2011年1月号に掲載 |
ギターの濱野憲二さんとマンドリンの黒石眞知子さんの二重奏。グループ名はそれぞれの愛犬のらんとマロンを合わせて付けたそうだ。
二人とも中学生から始めて演奏経験は40年以上。濱野さんは大学時代にはクラシックギタークラブでコンサートマスターを務めた。黒石さんは中高短大とマンドリンクラブに所属し、卒業後の関西マンドリン合奏団時代には森進一のリサイタルのバックで弾いたこともある。
二人での活動は10年目で、土曜と祝日は福祉施設や幼稚園、イベントなどで演奏。春秋には定期演奏会も開いている。クラシックや民謡、童謡唱歌、歌謡曲などレパートリーの約200曲は濱野さんが編曲している。メロディーを奏でるマンドリンは短い音を小刻みに弾く。きらびやかな音色で、曲によって優雅に、陽気に、また物悲しく響く。伴奏のギターはしっとりした音色だ。黒石さんは「ギターがマンドリンにうまく合わせてくれるので、一緒に演奏しやすいです」と話す通り息の合った演奏で、コンサートではうっとりしながら聞く人やリズムを取る人、そして童謡や唱歌の時には会場全員で合唱する。
「弦楽器同士の相性の良い音色を楽しみたい方は、ぜひ声をかけて下さい。出前演奏に行きます」と濱野さん。
079(452)2807 黒石
| 赤穂市 |
忠臣蔵寸劇で赤穂を元気に 劇団 蔵
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2011年1月号に掲載 |
芸能プロダクション「舞夢プロ」所属のタレントで、殺陣の講師でもある山本陽三さんが、平成14年に立ち上げた。忠臣蔵の「早かご」を再現したイベントに参加したのがきっかけだ。東京から赤穂へ向かう途中、沿道からの声援で、赤穂義士の人気が全国的なものだと改めて感じた。そこで、観光客に寸劇で忠臣蔵をPRし、赤穂を活気ある町にしようと思いついたという。
メンバーは20代から60代までの男女約20人。座長の山本さんが脚本や演技指導、全員で衣装、小物製作、音響を担当し、大石内蔵助ら赤穂義士が吉良を討つ場面などを演じる。効果音に合わせての立ち回りは本格的で迫力満点だ。イベントに参加したり、施設への慰問も行っている。
山本さんは「赤穂義士の誇りを多くの人に知ってほしい。わかりやすい演劇で観光客に喜んでもらい、赤穂をもっと有名にしたい」と思いを語る。結成当初からのメンバー、平田靖さんは「忠臣蔵をあまり知らない赤穂の若い人たちにも、その魅力を伝えたい」と付け加えた。
今後の目標は、豊岡や山科など義士ゆかりの地で公演すること。そのためにもっと団員を増やしたいという。子どもや女性、市民以外でも赤穂を愛する人なら誰でもOKだ。練習は毎週金曜午後7時から9時まで、赤穂市塩屋公民館でしている。
| 姫路市 |
地域で永続的な活動を 網干おやじ塾 |
2011年1月号に掲載 |
塾のモットーは「自らが楽しみ、助け合いながら活動する姿を家族や地域に示し、魅力アップを目指す」。網干小学校PTAの父親教室のメンバーが、子どもの卒業と同時に縁が切れるのは惜しいと、PTAの枠組みとは違う任意の団体として平成18年に結成し、さまざまな活動を展開している。
ペタンク、忍者遊びなど自分たちが楽しむ自主活動のほか、PTAや地域のイベント支援をしている。メンバーは約50人。子どもがいなくても、子どもや地域を見守る「おやじの目」さえあれば入塾可能なので未婚の若者もいる。基本的に自由参加で行事ごとに実費を徴収する。
平成17年から3年続けて「あぼしイルミネーションフェスティバル」のダンスイベントに、有志がおやじダンサーズとして参加し、大いに盛り上げたとか。メンバーの八田俊之さんは、「地域や子どものため、趣旨が合えばイベントも手伝います」と話す。
2月にある「第8回全国おやじサミットinひょうご」では、実行委員会の運営に主体的にかかわる。サミットは参加型基調講演ほか、おやじたちの活動自慢など分科会も企画している。実行委員長を務める黒田賢治さんは「第4回のサミットに参加し感動して、今回姫路での開催にこぎつけた。全国のおやじが熱い思いを持って活動していることを知ってほしい」と参加を呼びかける。
第8回全国おやじサミットinひょうご 日時 2月12日(土) 12:30~17:00 場所 イーグレひめじ 078(362)3169
aoj@hattasekizai.jp
http://blog.livedoor.jp/aoj2006/
塾ブログ「網干おやじ塾」
| 加西市 |
体にやさしい野菜伝える 野菜ソムリエ 石橋和子さん |
2010年12月号に掲載 |
野菜ソムリエの石橋和子さん(49)は「野菜の種類や保存方法、栄養価、食べ方などさまざまな方向から分析し、おいしさや魅力をわかりやすく伝えるのが私の仕事」と話す。
33歳の時に体調を崩し、薬用効果の高いハーブに興味を持ったのがきっかけで、ハーブコーディネーターの資格を取った。その後実家のある加西市に帰ってハーブ教室を始めたが、有機・無農薬野菜に魅了され、野菜ソムリエ、調理師などの資格を次々と取得した。2年半前から、小野市のコミニュティセンターで月1回、野菜を中心とした「ミネラル料理教室」を開いて、サツマイモご飯や米粉のチヂミ、ピリ辛薬膳スープといった体にやさしく体調を整える料理を紹介している。また、料理セミナーや「健康美容カウンセリング」の講師を務め、姫路の焼肉店でもソムリエとして腕を振るっている。
「昔は八百屋さんが野菜のことを何でも教えてくれたけど、今のスーパーでは店頭に並んでいるだけ。どんなに良い野菜でも生産者の思いも消費者の思いも伝わりません。野菜ソムリエは両者をつなぐ役目もあるのです。知らないより、知って食べるほうが絶対においしいし、健康的ですよ」
10月には渡米して、最新の栄養学について勉強してきた。人間の体にとって何が必要で、何がいらないか。新たな課題に向けて研究が続く。
090(6973)7511
| 高砂市 |
振って音色を楽しむ ミュージックベル VGハーモニー |
2010年12月号に掲載 |
クリスマスコンサートに向けて最後の仕上げに入っている「VGハーモニー」。Vはボランティア、Gはグループという意味で、震災の年に高砂市の仮設訪問ボランティアとして活動した仲間が集まって結成した。当初は独学だったが、10年ほど前から高砂音楽家協会の芦原祐子さんの指導を受けるようになった。ミュージックベルは、ハンドベルより一回り小さく、軽く振るだけでリンリンと軽やかでかわいい音が出る。1本1音で、1人が4本ほどを担当し、持ち替えながら演奏する。
メンバーは50代から60代の主婦12人。毎週金曜に曽根公民館とコープ高砂店で練習している。曲に合わせて30音ほどのベルを振り分けるので一人でも欠席すると大変だという。レパートリーは洋楽から懐メロ、童謡、唱歌まで幅広い。佐藤年子さんは「だんだん高度になっていくので、楽譜を追うだけで精いっぱい。鳴らすところを見落としたり忘れたり。特に速い曲は忙しいです。大きなミスもなく、うまく演奏できた時は充実感がありますね」と話す。
定期的に訪問する高齢者施設を始め、病院や社協の子育て支援などから年間を通して活動依頼がある。また地域のイベントにも参加する。コンサート用はゴールドだが、通常は音階を色分けしたカラーベルを使い、参加者も一緒になって簡単なメロディーを演奏している。リーダーの山内百合子さんは「演奏するよりも、みんなで音楽を楽しむことをモットーとしています。うれしそうにベルを鳴らしている皆さんの表情を見ると、私たちの心も癒やされます」とにこやかに笑う。
079(448)6972 山内
| 姫路市 |
探そう お気に入り作品 ハンドメイド・クリエイターズ |
2010年12月号に掲載 |
銀細工、革工芸、染織などの手作り作家37人が作品を展示、販売する第2回「ハンドメイド・クリエイターズひめじ2010」が12月11日・12日に姫路市勤労市民会館である。
墨彩詩画家の田中稚芸さんを代表とする「ハンドメイド・クリエイターズ本部」の主催。昨年の第1回開催をきっかけに、同様のイベントを継続して企画・運営しようと発足した。田中さんは「若手作家の発掘に力を入れている。このイベントをステップにして、めざす方向へ伸びて行ってほしい。来場者には、作品を見るだけでなく、個性的な作家との会話も楽しんでもらいたい」と話す。
実行委員長は交代制で、今年は木工作家の石田真帆さんと陶芸作家の森田陽子さんが務める。石田さんは「フェルトアクセサリーや手びねりなど、ワークショップの数が増えた。ぜひ親子で参加して」。森田さんは「幅広いジャンルの中から、お気に入りを見つけてほしい」と話す。
10万円相当の備前焼のつぼなどが当たる抽選会(各日午後、200円)、カレーやラーメンなどの飲食コーナーもある。
079(287)2224
| 稲美町 |
安心安全な食品を宅配 グリーンライフ |
2010年11月号に掲載 |
無農薬有機栽培の野菜や天然醸造の調味料などの食品を各家庭に宅配して27年、今では約500世帯が利用する。代表の花房弘明さんは外資系企業で多忙な日々を過ごしていたが、ビールス性肝炎を患い長期入院。玄米菜食が良いと聞いてわらをもすがる思いで実践したところ、思いもかけぬ回復を見せた。「良くなった実体験から、食事の大切さを多くの人に伝えたいです」と話す。
生産者と直接提携し、栽培方法や製造の詳細を利用者に伝えている。良心的で信頼のおける生産者は熱意を持って勉強していて、その人柄や誠意が食品にも表れるのだそうだ。
利用者との交流会もあり、食の安全や知識を勉強したり、生産者の所への見学会なども行っている。その一つで奥さんの良子さんのみそ作り講座には若いお母さんもたくさん参加する。良子さんは「和食は世界でも認められています。発酵食品であるみそは体に良く、子どももみそ作りに参加すると喜んで食べるようになる。これも食育です」と話す。夫妻の5人の子どもたちも食事に対して反発した時期もあったが、今は玄米菜食が一番と言うのだそうだ。
花房さんは「会社で仕事をしていた時は世の中のためになっているのかと自問自答することもありましたが、今は満足感があります」と語る。
加古郡稲美町下草谷19-1 0120(120)974
http://www7.plala.or.jp/green1984/
| 小野市 |
バリアフリー音楽を発信 シンガーソングライター マリア味記子さん |
2010年11月号に掲載 |
兵庫レディースマラソンのテーマ曲、地球科学館テラドームの曲などの作詞作曲を手がけたシンガーソングライターのマリア味記子さん(56)が「バリアフリー楽器・マリアハープと車いすでも来られるバリアフリーこんさーと」を開催している。マリアハープは、マリアさんが認知症の母のリハビリ用に考案した楽器で、研究を重ね、古楽器製作家の平山照秋さんが昨年8月、テナーとアルト用4台を作った。縦が55㎝、重さ約1kgの小型で指にやさしいナイロン製の弦を使っている。扱い方も簡単なので、初心者を始め、寝たきりの人や障害者でも気軽に楽しめる。「指1本でもメロディーが弾けます。楽器に触れて音を感じ、音と遊ぶ楽しさを知ってほしい。中央アジアで子どもたちの教育支援にとの要望もあります」と話す。
コンサートは、ギタリストで大阪芸大准教授の中村たかしさんと共に高齢者施設や画廊、カフェなどで開いている。マリアハープとオリジナル手話歌を取り入れた癒やしの音楽の普及を兼ねており、マリアハープを勉強する研究生たちの発表の場にもなっている。第12回は12月11日、アロージャズオーケストラのケーナの名手、石田浩正さんを招き、アンデスの響きを奏でる。
090(8938)0669 http://mariamusic.jp/
アンデスの響きケーナとマリアハープ&チャランゴ
日時 12月11日(土) 15:00~17:00 場所 緑陽館サロン(加東市)
料金 3000円(ドリンク付) 当日500円増 定員 50人
※13:30~14:15は高齢者、障害者招待演奏会(無料)
| 姫路市 |
切り分けて召し上がれ 高砂屋 |
2010年11月号に掲載 |
昭和21年創業の老舗和菓子店で、現在の店主は三代目の本田達房さん。姫路銘菓として有名な「三左衛門」の製造販売を中心に営業している。姫路城主・池田三左衛門輝政公の偉業をしのんで考案された和菓子で、表面に池田家の家紋・揚羽蝶をかたどる。大は直径13.5cmで630円。直径5cmの小は3個347円。
小麦粉・卵・砂糖・はちみつで作った皮で白あんを包み、木型で一つひとつ型を取る。しっとりした食感と、程良い甘さのあんが好評で、年配の人たちだけでなく、若い世代からも支持されている。これほど大きな和菓子は全国的にも珍しく、東京や福岡といった遠方からも注文が入る。「おばあちゃんからおいしいと聞いたので食べてみたい」「家族で切り分けて食べるのにちょうど良い大きさです」といったファンの声が届く。
店を継いで35年、周囲から「三左衛門さん」と呼ばれている本田さんは「焼き立てから2日ほど置いた方が、皮とあんがなじんでよりおいしくなります。飽きのこない素朴な味わいを多くの皆さんに知ってもらいたい」と話す。
営業時間 9:00~19:00 定休日 無休
姫路市米田町50 079(292)2311
| 姫路市 |
ふんわり 家島の味 炭火焼き穴子専門店 穴号 |
2010年11月号に掲載 |
店主の安井義貴さんは、魚介類が豊富に捕れる家島の出身。家島では、自宅でアナゴを焼くのは特別なことではない。お中元、お歳暮に焼きアナゴを買って送っていたが、「うちで焼いた方がおいしい」と自家製を送ってみた。評判は上々。屋号をつけて、5年前に店を始めた。播磨灘で捕れるアナゴのみを使うことから、3年前に「兵庫県認定食品」になった。
真アナゴを背開きにし、内臓や骨を丁寧に取り除く。串に刺さずに一本ずつ、炭火の強火で焼く。クリーム色の身にだんだん焼き色が付き、ジュワーッと脂が染み出てくる。父の利文さんが素焼きのアナゴをタレに浸し、2回、3回と繰り返し焼く。母の正子さんは「おいしく焼けますように、皆さんに喜んで頂けますようにと、心を込めて焼いています」と話す。
贈答用は大・中・小があり、3000円から。箱のサイズに応じたアナゴを入れるが、奥さんの恵美さんは「大の注文に、小さいアナゴばかりを詰めることはしたくない」と大きさがそろうまで待ってもらうこともあるという。店頭で、1匹からのグラム売りもしている。
営業時間 10:30~19:00 定休日 日曜、祝
姫路市西庄甲583-10 079(292)3750
| 姫路市 |
文字を書くことを大切に 書家 前田柳汀さん
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2010年9月号に掲載 |
前田柳汀さんは、「書は伝統を重んじ、品格を求めるもの。辛抱強く練習すれば、必ず上達します」と話す。心静かに半紙に向かい、一文字ずつ丁寧に筆を運ぶ。
書道の手本は中国の古典が中心で、前田さんは古典を勉強し内容を理解して書に表す。流れるようなはらい、力強いはね、静かな止め…。その文字が持つ意味が伝わってくるようだ。
前田さんの師匠は平成15年の日展で内閣総理大臣賞、同18年に日本芸術賞などを受賞した劉蒼居さんだ。姫路市に本部を置く書道研究「玄心会」の理事長を務め、特に関西書壇の若手の育成に尽くした。劉さん亡き後、前田さんはその書風を受け継ぐ第一人者として活動し、玄心会副理事としても、書道の普及に努めている。
前田さんは「パソコンの普及で文字を書く機会が減った今だからこそ、書くことを大切にしてほしい。毛筆を学びませんか」と呼びかける。姫路市平野町のクロサキビルで、第1・3土曜の午後1時半から一般クラスを、第1・3水曜の午後3時半からは上級クラスを開いている。入会随時受け付け中。
090(8656)7380 前田
| 加古川市 |
歌いながらの楽しい旅 歌声列車の会 |
2010年9月号に掲載 |
「歌声列車」はJR加古川線の加古川駅から谷川駅までを約5時間かけて往復する貸し切りイベント列車。乗客は車窓からの景色を楽しみながらバンドの生演奏に合わせて童謡や唱歌、懐メロなどを熱唱する。「歌声列車の会」は、加古川線の利用促進と沿線の活性化を図る目的で、平成17年に結成した。昭和30年代に流行した歌声喫茶をアレンジした企画をJRに持ち込み、同年12月に第1回を実施した。それが好評だったため、現在は年に2回のペースで開催している。事前に申し込みが必要だが、今や定員90人に対し、5倍の応募があるという人気ぶりだ。
参加費は4000円で、昼には西脇市黒田庄町の黒米の巻きずしといった沿線特産物の弁当が出たり、JRからは乗車記念証をもらえる。途中の西脇市駅では往復とも1時間停車し、ミニコンサートや朝市などが開かれ、地元の人も楽しめる。
当初から企画を担当する石原充代さんは「車内の飾り付けやお楽しみプレゼントなどもできるだけ手作りで工夫しています。車中はずっと歌いっぱなしで本当に歌好きの人が参加してくれているのだなあと思います。降りる時には『一人で参加してもすぐに仲良くなれた』『次も参加したい』と喜ばれていますね」と話す。
10回目の次回は11月21日(日)に実施。申し込みは9月10日(金)までに往復はがきで下記まで。
〒675-0066 加古川市加古川町寺家町天神木97-1
加古川総合庁舎2階 東播磨ビジョン委員会「歌声列車」
079(421)2289(月〜金曜13〜16時)
| 宍粟市 |
ロンドンへの切符ねらう シッティングバレーボール日本代表西家 道代さん
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2010年8月号に掲載 |
コートに座った状態でプレーする「シッティングバレーボール」の日本代表選手に選ばれた。2年後のロンドンパラリンピック出場がかかる年内の世界選手権とアジアパラリンピックで、仲間とともに上位入賞をねらう。
7年前、9人制バレーの試合中に、アタックを打った後で着地に失敗。左ひざの前十字靭帯が断裂した。チームメートに「絶対に復活するんやで」と励まされ、何度も手術を受けたが、5年半の入院の後、障害者の認定を受けた。
家に閉じこもってはいけないと、昨年12月、県立西播磨総合リハビリテーションセンターへトレーニングに通い始めた。そこで明石のチーム「兵庫LSC」のメンバーと出会い、練習に誘われた。
ルールは6人制と同じだが、コートが狭く、スピードが速い。「どのバレーよりも難しい」と夢中になった。かつてのチームメートから「昔の顔に戻ったね」と言われ、復活の約束を果たせたと感じた。
ひざには常に痛みがあり、体力も十分とはいえないが、「自分に負けたくない」と話す。「支えてくれる仲間や家族のためにも、必ずロンドン行きの切符を手に入れます」
| 加西市 |
健康野菜を作る 草 竹 |
2010年8月号に掲載 |
加古川市の藤本圭一朗さん(25)と藪下直也さん(25)が、加西市上万願寺町で「草竹野菜」の栽培に取り組んでいる。畑では、キュウリやナス、トマトなどの夏野菜が収穫期を迎えている。
草竹野菜の特長は、数十種類の植物と山水で発酵させた手作りの有機液肥や発酵肥料、そして竹粉を乳酸発酵させた堆肥を使っていること。きれいな山水で育て、無農薬のため安心安全という。
4年前、世界を旅していた藤本さんが、日本の食生活の乱れを痛感し「原点に帰って農業を見つめ直したい」と、友人の藪下さんを誘った。荒地を借りて開墾し土作りから始めたが、くわの使い方も種のまき方も何も知らなかったという。地元の上万願寺の人たちの協力を得て少しずつ畑が広がり、現在は耕作面積1haにもなった。
藪下さんは「まだ採算は取れないですが、それでも農業は楽しいです。病気の治療にも役立つような栄養たっぷりの野菜を作りたい」とさわやかな笑顔を向ける。
今年から飲食店や個人向けに宅配を始めた。季節の野菜を取り混ぜて2000円のセット販売で、配送料は市内200円、市外500円(5個以上無料)。簡単なレシピや、野菜の上手な使い方なども教えてくれる。
080(1466)0077(8:00~12:00) 藪下
| 姫路市 |
澄んだ音色 世界へ響け 小西 智さん
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2010年7月号に掲載 |
口笛奏者の小西智さん(写真)が5月、中国の青島大学であった「第37回IWC世界口笛大会」に出場した。成人の部予選で「アルルの女」など2曲を演奏。何度も沸き起こる拍手に手応えを感じたが、入賞はできなかった。小西さんは「世界のレベルにふれ、自分に足りない技術がわかった」と話す。
口笛は幼いころ、兄に教わった。癖のように吹いていたが、2年前、テレビで口笛大会があることを知り、興味を持った。昨年3月に大阪府であった「日本オープンくちぶえ音楽コンクール」に初出場で4位入賞。快挙は口コミで広まり、イベントへの出演依頼が来るようになった。個人的な趣味が、喜ばれる音楽になった。4年前に発症した全身脱毛症も、人前で演奏するうち、気にならなくなった。
3オクターブの音域を、澄んだ音色が自在に行き来する。息を切らずに音程を変える奏法「ウォーブリング」に取り組んでおり、テンポの速い曲「チャルダッシュ」で、再び世界をめざす。「上位入賞は、聞いてくれる人、応援してくれる人への恩返しでもある。これからも一つひとつの曲を丁寧に、感謝の気持ちを込めて演奏したい」
079(266)7627
| 加古川市 |
心に染みる尺八の音色 五孔の会 |
2010年7月号に掲載 |
加古川市の岩本創山さんら5人は、尺八では珍しい女性師匠の、都山流、故・柳内童山さんの指導を受けた。全員30年以上の豊かな経験がある。現在は仕事の都合で東京や名古屋に住むメンバーもいるが、毎年8月に集まり、加古川市で演奏会「五孔の夕べ」を開いている。
尺八といえば、虚無僧が一人で静かに吹くようなイメージだが、ステージでは二重奏、三重奏といった合奏もある。ゆったりと、また力強く、緩急を織り交ぜての迫力がある演奏だ。
岩本さんは「尺八は音に幅があり、音色の変化と間で演奏します。芸を磨くには良い師匠、良い仲間、良い弟子の三要素が必要で、指導することでわかることもあります。心に染みる音を出せるよう練習しますが、やればやるほど大変です」と話す。明石市の寺岡憧山さんは「日本伝統音楽のすばらしさを継承し、人材を育てていきたい」と小・中・高校生にも指導している。
今年22回目の「五孔の夕べ」は、8月7日(土)午後6時半から、加古川ウェルネスパークアラベスクホール(加古川市東神吉町)で行う。料金は無料。岩本さんは「尺八は、今の子どもにとっては新しい感覚の楽器。多くの人に演奏を聴いてもらい、日本の音楽の良さを見直してほしい」
090(3711)5939
| たつの市 |
ドイツで学んだ靴作り 靴工房 MAMMA
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2010年6月号に掲載 |
菅野光弘さんは、靴作りを医学的な見地から考えるドイツで学び、23歳の時に靴職人の国家資格「ゲゼル」を取得した。一人ひとりの足に合わせた手作りの靴や中敷き製作のほか、履き慣れた靴を長く使ってもらいたいと修理にも力を入れている。
完成するまでにはおよそ150もの工程がある。足の状態や使用目的、お客さんの希望を細かく聞きながら仕事を進めるため、完成まで2カ月近くかかる。サンダルやスニーカー、革靴などを扱い、価格は素材・製法によって異なるが3万円から。
「足の形は左右で多少違い、少しの不具合でも健康に支障を及ぼすことがあります。持っている靴も、中敷きを敷くことで解消されるかもしれません」と菅野さん。以前、右手が動かしにくい人の注文を受けた時、脱着しやすいように両足とも左側にファスナーをつけた。履きやすくて助かると喜ばれ、今も修理しながら履いてもらっているという。
「できあがった瞬間に一番充実感があります。今28歳ですが、さらに上級の資格をめざしてもう一度ドイツに行きたいです」と夢を語った。
| 加古川市 |
乗馬を気軽に楽しもう 志方西部乗馬クラブ
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2010年5月号に掲載 |
約60頭 の調教馬を所有し、初心者から経験者、馬術大会出場選手までが訪れる。予約は不要で気軽に乗馬が楽しめ、ヘルメットの無料貸し出しもあって、ジーンズとスニーカーなどの軽装で騎乗できる。経験豊かなスタッフが、馬に乗る姿勢、進め・止まれの指示などの基本を教える体験乗馬もある。
心身に障害を持つ児童に馬とふれあえる場を提供したいと、乗馬体験教室を昭和52年の設立当初から開いている。また、昨年からは姫路獨協大学医療保健学部が行っているホースセラピー教室にも協力している。
スタッフの増田義勝さんは「皆さん学校や職場、家庭でストレスを感じておられる。ここがホッとできる癒やしの場になれば」と話す。
会員の佐々木敬子さんは「スリルがあって、爽快。レベルに合った馬に自由に乗せてもらえるので、安心して楽しんでいます」と高砂市から週2回ほど通っている。「馬友(うまとも)とのおしゃべりも欠かせない楽しみ」だという。
加古川市志方町永室889-7 079(452)4778
| 姫路市 |
自然の美しさを感じながらボランティア 姫路グローバルワイズメンズクラブ
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2010年4月号に掲載 |
地域に根付いたボランティア活動を定期的に続けている「姫路グローバルワイズメンズクラブ」の活動は幅広い。ホームレスへの炊き出しを始め、カンボジアの子どもたちに歯ブラシを届けるなど、身近なところから海外にまで目を向けている。
4月18日(日)には、3回目の「広峰環境クリーン作戦活動」を予定している。広峰山の参道から見える斜面に、ゴミがたくさん捨てられているのを、あるメンバーが見つけたのがきっかけで始めた。缶、ペットボトル、自転車、家具…。美しい自然を破壊する心ない人たちの行為にがく然としたという。
当日は午前9時30分に広峰山上駐車場集合。ガードレールからロープを下ろして谷の底のゴミを引き上げたり、手作業でゴミを拾ったりする。世話役の三宅敬さんは「手伝ってみようという方は、どなたでも大歓迎です。老若男女は問いません。無理せずマイペースで作業してもらえればうれしい」と呼びかけている。弁当、飲み物、タオル、軍手は持参のこと。作業を約2時間した後、一緒に昼食を食べて交流する。
090(1440)2918 三宅
| 加古川市 |
加古川からジャズを発信 東播ジャズ倶楽部 |
2010年4月号に掲載 |
昨年11月、「東播ジャズ倶楽部」設立記念に、ニューヨーク在住のジャズピアニスト・平木かよさんを招き、「ピアノトリオジャズライブ」を開催したところ、約100人の愛好家が集まった。事務局の塚原英成さんは「ものすごく燃えましたね。アーティストもびっくりするほどの熱いライブでした。加古川にこんなにたくさんのジャズファンがいたなんて」と思い出す。
塚原さんは昨年9月、DJを務めている東播磨の地域FM局「BAN―BANラジオ」の番組で、「音楽を軸にした何か楽しいことをしたい」と呼びかけクラブをつくった。現在、20代から60代まで35人の会員が交流しながら、ジャズライブやCDコンサートといったイベントを企画している。6月19日(土)には「加古川駅前ジャズライブ」を予定している。
インターネットのホームページでは、地域で行われる音楽情報や、初心者のためのジャズ入門、私的名盤ブログなど、ジャズへの思いやライブの感想がつづられている。「ジャズの名曲には、誰もが耳にしたことがある親しみやすいメロディーがたくさんあります。最初は有名な曲から聞き始めて、魅力を知ってもらえれば。ぜひホームページも参考にして下さい」。
079(422)8739 塚原 http://t-jazz.com/
| 加古川市 |
商店街の活性化をめざして 集合店舗 ホッターズ |
2010年4月号に掲載 |
加古川寺家町商店街に小林善明さんが集合店舗ホッターズを開いたのは4年余り前。間口が狭く奥行きがある店には、昭和をイメージした懐かしい雰囲気が漂い、雑貨、カフェ、駄菓子、衣類など6店が入っている。
当初は話題になり、減っていた商店街の人通りも増えた。だが、人気は長続きはしなかった。それでも、毎月第一日曜には、のみの市を開き続けている。2カ月ごとの落語会は、笑福亭鶴瓶師匠の弟子、笑福亭銀瓶さんが毎回出演することもあって、いつも大入り満員だ。
商店街は、高齢者のデイサービスの散歩コースでもあり、幼稚園児たちの買い物体験の場でもある。小林さんは、個人の力には限界があると、NPO法人「播磨夢づくり」を立ち上げた。「スポーツイベントもしたいと思っています。ここへ来てこそ味わえる付加価値のある催しで、仲間と力を合わせて昔の活気を取り戻したい」と意気込んでいる。
営業時間:10:00~18:00 定休日:木曜
加古川市加古川町寺家町346-2 079(422)9575
| たつの市 |
生活の中の「楽しさ」を表現 山本 淳一郎くん |
2010年2月号に掲載 |
昨年11月、たつの市御津町で開催された「じゅんとゆかいななかまたち」展。御津中学校2年の山本淳一郎君が描く書画は、色合いも内容も明るくほっと心が和む。
「2歳の時、障害があると診断され、正直なところ今も戸惑いがありますが、興味があることを伸ばし、自己表現の手段につながればいいなと思って。それがペンを持って描くことでした。私たち親子は絵を通して会話を楽しんでいます」と母親の真由美さん。
季節の移り変わりなど、物事のつながりを理解するのが困難な淳一郎君に、真由美さんは正月、節分、ひな祭りなど一年のイベントをする中で根気よく教えた。「生活の中に楽しいことがいっぱいあることを知ってほしかった。2年くらい前にやっとクリスマスにサンタが来ることをわかってくれました(笑)」。
この展覧会の企画・運営に一役かったのが、真由美さんの友達。「彼の絵に元気をもらい、癒やされているんです。何でも前向きにとらえる淳くんが描く絵や言葉の素晴らしさを多くの人と共有したいと思って」。
絵は市内のスーパーで野菜売り場のPOPやレシピにも採用された。そのことをきっかけに親子で野菜の勉強を始め、野菜の物語を作り、それが地元のボランティアグループの紙芝居となった。
淳一郎君の一番好きな言葉は「笑顔」。どの絵にもたっぷりの笑顔が入っていた。
| 高砂市 |
主婦のエネルギーが地域を支える はぎグループ |
2010年2月号に掲載 |
高砂市北浜町に特別養護老人ホームが建設された10年ほど前、本城清美さんを中心とした近隣の主婦たちが「何かお手伝いできれば」と訪問したことがグループ発足のきっかけ。以来施設だけでなく、牛谷団地小地域福祉部会に所属し、地元の行事やさまざまなボランティア活動にも活発に取り組んできた。
メンバーは平均年齢65歳の16人。施設では、喫茶や花作り、イベントの手伝い、外出時の介助の他、入居者の散髪や3B体操、手芸教室、大正琴の演奏など、多彩な趣味や特技を生かした活動を行っている。「無理のないように計画するのが継続する秘訣ですね。みんな良い人ばかりで楽しいですよ」と本城さん。
毎月施設から送られてくる計画表のそれぞれ参加できる日に名前を書き込む。「できる人がする」これが一番大切だという。
昨年末には各種団体と協力して3世代交流会を開催。メンバーの家を開放して、餅つきやビンゴゲームなどを楽しんだ。高砂市立鹿島中学校のトライやる・ウィークを受け入れたり、今年からは災害支援ボランティアにも登録した。
メンバーたちのあふれるパワーがそのまま地域の原動力となっている。
079(447)3460 本城
| 高砂市 |
ぼっくりんで町おこし 高砂市マスコット ぼっくりん |
2010年1月号に掲載 |
ぼっくりんは、高砂市制55周年と(社)高砂青年会議所50周年を記念して昨年の3月に誕生。その愛らしさから高砂市や兵庫県の行事、幼稚園の誕生日会、学校の運動会などに引っ張りだこだ。遠くは奈良のイベントや彦根ゆるキャラまつりなどにも出かけていて「どこへ行っても子どもや女性、外国の人にも大人気です」と青年会議所の柿木貴智さん。
地元企業による缶バッチ、ストラップ、和菓子や金太郎あめなどのぼっくりんグッズも多数あり、和菓子を作っている福助堂の福田裕文さんは「店に立つとみんながよく知っているのがわかりますね」とのこと。ぼっくりんソングや音頭もできて、夏の盆踊り会場も盛り上がったそうだ。振り付けつきDVDは高砂ブランド協会で無料でもらえ、着ぐるみの貸し出しもある。
ほっぺに赤いミトンの手を当てる仕草が印象的なので、決めポーズですかと柿木さんに尋ねると「そう、かわいいでしょ。実はこれで頭が落ちそうになるのを押さえているんですよ」という苦労話も。
高砂ブランド協会
高砂市高砂町船頭町1305
079(440)6500
| 小野市 |
全国1位の「成人式大賞」を受賞 小野市成人式実行委員会 |
2010年1月号に掲載 |
成人式を控え、各自治体では盛大な式典が予定されていると思うが、小野市では行政に頼らない「新成人による新成人のための成人式」が行われている。平成12年度から取り組んでいる会場参加型で、企画・運営をするのは新成人代表の「成人式実行委員会」。アイデアを取り入れた楽しい成人式が好評で、毎年約8割の出席があるという。
平成15年度に「他の模範となるべき成人式」を選ぶ「成人式大賞(主催・新成人式研究会)」で奨励賞。以来受賞を重ね、第9回の昨年度は応募総数78件の中から県下で初めて第1位である「大賞」に輝いた。パンフレットや看板の製作から会場装飾、受付、進行まですべてメンバーたちが担当し、北京オリンピック出場選手の小林祐梨子さんとのトークショーやペンライトを使った大合唱、手作りビデオの上映など特色ある式典を展開。社会貢献の第一歩として、ポリオワクチン138人分にも及ぶ11万個のペットボトルキャップを回収した。
今年は1月11日(祝)に開催。18人の実行委員たちが「添志創逢」をテーマに個性あふれる手作りの式典を企画している。
「短歌のまち・小野にちなんで募集した『ハタチの短歌』の最優秀賞の投票や、恩師を囲んでの同窓会も予定しています。ペットボトルのキャップを持ってお越し下さい」と委員長の妙見健太郎さん。
0794(63)2445 小野市いきいき社会創造課
| 加古川市 |
思いをすべて音に乗せて オーボエ奏者 上垣 直哉さん |
2009年12月号に掲載 |
「オーボエは『白鳥の湖』のメロディーを奏でていることで有名な楽器で、ロマンティックで哀愁を帯びた音色がきれいです」と話す上垣直哉さん。姫路のオーケストラに所属する傍ら、ソロでも活躍している。
10年ほど前から1~2年に1回の割合で続けているコンサートは赤穂ハーモニーホールや姫路パルナソスホール、稲美コスモホールなどで開催し、毎回多くの人が訪れる盛況ぶり。ロビーコンサートでは今月ヤマトヤシキ加古川店と兵庫県立考古博物館でクリスマスコンサートを予定している。「練習はもちろん、準備にもすごいパワーが要りますが、聞いてくれる人がいるから続けられます。自分の内面や思いがすべて音に出るので、演奏と共にその思いも一緒に楽しんでもらえたらと思います」。
オリジナルCD「Banana Key」に納められた曲がNHKニュースやテレビ朝日の天気予報のBGMになったり、FMラジオへの出演もある。弟子への指導やリード(歌口)の製作販売(2000円)もしている。
nao_ _ _ kun@yahoo.co.jp
オーボエとギターで奏でるクリスマス
日時:12月19日(土) 11:00~・13:00~
場所:ヤマトヤシキ加古川店7階ロビー特設会場
無料
日時:12月20日(日) 15:00~
兵庫県立考古博物館 無料
| 播磨町 |
自分の思いを日本画に 野村 咲絵さん |
2009年11月号に掲載 |
物心ついた時から絵を描いていたという野村咲絵さん。県立明石高校美術科2年の時に、全国高校野球選手権大会のポスター用原画コンクールで金賞を受賞したことが美術の世界に進むきっかけになったという。その後日本画に出合い、その美しさと繊細な色彩に魅了され、京都精華大学芸術学部日本画科に入学。在学中に加古川美術展で理事長賞、播磨町美術展で町長賞、卒業後は、西宮市展や明石市美術展、全国公募川の絵画大賞展などで数々の賞を重ね、今年は曽祖母を描いた「冬の日」が兵庫県展3度目の入選に輝いた。3年前からは個展も開くなど幅広い活動を行っている。
11月12日から18日までは加古川市民ギャラリーで、「野村咲絵 スケッチ展」を開催。作品は日本画の基本となるスケッチ画で、花や風景、人物など約20点。サムホールから10号までを展示する。
「見て頂いた方に何かが伝わればうれしいです。これからも自分なりに表現していきたい」と話す野村さん。
現在は個人や施設などで「出張講師」をしながら、自宅のアトリエで絵筆をとる。目下、学生時代に訪れたネパールの町を題材にした150号の大作「カトマンズ」を制作中だ。
078(942)8392
野村咲絵 スケッチ展
日時:11月12日(木)~18日(水)
場所:加古川市民ギャラリー(JR加古川駅内)
| 稲美町 |
「タブラ」でインドを聴く
Mishra Ashwini Kumar(ミシュラ アシュウィニ クマール)さん |
2009年10月号に掲載 |
「インド音楽は楽譜がないので、相手の音を耳で聞き、アイコンタクトを取りながらその場の雰囲気や気持ちで音楽を作り上げます。インドの古典楽器タブラは太鼓の中でも一番音が多く、技術がいる楽器なんですよ」と流暢な日本語で話すミシュラさん。
タブラ奏者で、10年前からヨーロッパやアジア、日本でコンサートを行っていたが、4年前、結婚を機に来日。拠点を妻のめぐみさんの実家がある稲美町に移し、タブラ教室や演奏活動などを行っている。
タブラはコップ型の木にヤギの皮を張った手作りの太鼓で、手のひらや指でたたいて音を出す。金属製の太鼓と対になっていて、打つ場所やテクニックでさまざまな音を使い分ける。弦楽器のシタールやバンスリー(笛)などとセッションすることも多く、9月からはインドの弦楽器「サーランギー」奏者・サンギートさんとの共演で、関西を中心に約1カ月半にわたってコンサートを行っている。10月6日(火)には神戸の「島田ギャラリー」で開催する予定。
「ニックネームはチントゥです。稲美町のインド・ネパール料理店ビレッジのマネージメントもしており、時々店にいるので、ぜひ遊びに来て下さい」
080(5632)4645 http://music.geocities.jp/chintu_mishra5/
| 赤穂市 |
老いてなお上達し続ける版画の腕前 竹田 忍さん |
2009年10月号に掲載 |
67歳で版画教室に入り、以来6年半の間に仕上げた30点余りを展示した竹田忍さんの作品展が、8月に開催された。赤穂の秋祭りの屋台や獅子舞、坂越の舟祭りなど地元の文化を画題にした作品を中心に、美人画や風景画が並ぶ。一番多いもので10版23色刷りと、作品が完成するまでの緻密で根気のいる作業がうかがえる。
まず画題を決めたら、あらゆる角度から写真撮影をし、構図を考え下書きをする。色を決めて彫り上げ、版を作り、水彩絵の具を使って多色刷りしていく。「彫りが一番好き。阪神タイガースがリードした試合をラジオで聞きながら作業したらはかどるんです(笑)」と竹田さん。
昔から版画や浮世絵には興味があり、50年ほど前に壊した大屋町の生家を版画で再現したいという思いが始めたきっかけ。習い始めて4年目の一昨年、日本を代表する版画の公募展日本板画院主催の「板院展」に初出展し1点が入選。昨年も1点、今年は2点が入選を果たした。今後の画題は、地元・赤穂市の街角の風景や泉岳寺と花岳寺、ふるさと・但馬のコウノトリなど思いは尽きない。
「今回は坂越の皆さんに大変喜んで頂いた。少しでも町おこしの役に立てるような作品ができたら、喜びにつながります。今もまだ少しずつでも上達していること、それも私の自慢です」と竹田さん。加齢してさらに輝きを増す作品には、地域の文化を盛り上げる魅力がいっぱい詰まっていた。
0791(43)2791
| 高砂市 |
コンサートやコンテストで活躍 CRAZY BOMB Jr |
2009年9月号に掲載 |
今年5月に開催された南港ダンスフェスティバルで準グランプリ、西宮のダンスコンテストでは県知事賞と、続けて賞に輝いたCRAZY
BOMB Jrの村上李夏さんと小瀧涼太君。今年コンビ結成後、初めての快挙とあって喜びもひとしおだ。李夏さんは小学6年、叔母が経営するサヤカダンスプロジェクト(姫路市)に3歳で入会した。5年の涼太君は2歳で入会。母親同士が友人ということもあり、二人はいつも仲良く息の合った演技を見せる。
とにかく踊りが好き。ヒップホップからバレエ、ジャズ、ロック、ブレイクと幅広いジャンルをこなす。学校から帰ると宿題を済ませてすぐにスタジオに通う。日曜ともなるとリハーサルやイベントが待っていて、ほとんどがダンス漬けの毎日だが「少しも嫌にならない。踊っている時が一番楽しい」と話す。 昨年、スマップのコンサートにアクトダンサーとして共演した涼太君は、今年もTRFや浜崎あゆみらが参加する「a-nation"09"
夏の祭典」に出演が決まり、忙しい夏休みを過ごした。
リーダー役の李夏さんと、小さな体で熱い闘志を秘める涼太君。将来の夢は「ダンサーになりたい」「劇団四季で踊る」とのことで、一歩一歩前進している。
| 姫路市 |
まちに楽しい歌声を響かせよう 山田 直毅さん |
2009年9月号に掲載 |
プロのシャンソン歌手であり、ボーカル教室講師、ピアノ調律師、コンサート企画など多彩な音楽活動を行う山田直毅さんが、10月25日に清交倶楽部総社店で「100人の新・歌声喫茶in姫路」を開催する。
歌声喫茶とは1950~60年代に大流行した喫茶店で、指揮者の役目も果たす「歌声リーダー」に合わせてロシア民謡や唱歌、童謡、歌謡曲などを客が合唱するというものだ。門下生の谷口喜久美さんが福崎町の自宅で歌声サロンを開いており、そこに集い歌う人たちの生き生きとした表情を見て感激した山田さんが、姫路市内にも歌声喫茶を復活させ、音楽を通して地域を元気にしたいと企画した。
山田さんが歌声リーダーを務め、ゲストには叙情歌を得意とするソプラノ歌手の竹本和美さんを迎える。懐かしの昭和歌謡「青い山脈」や平成のヒットソング「千の風になって」、フォークソングやカンツォーネ、シャンソンなどを歌う予定だ。「歌声喫茶を知らない世代も気軽に参加してほしい。みんなで心を合わせて気持ち良く歌い、日頃のストレスを発散してもらえたら」と呼びかけている。
100人の新・歌声喫茶in姫路
日時:10月25日(日) 14:00~
場所:清交倶楽部総社店1F長生殿(姫路市総社本町) 料金:3000円(ケーキセット付き)
079(252)2505 eforte3@yahoo.co.jp
| 赤穂市 |
めざすは全国大会上位入賞 赤穂市女性消防隊 AKO FIRE TEAM SAKURA |
2009年9月号に掲載 |
10月に横浜市で開催される、全国女性消防操法大会の兵庫県代表として出場するために結成された赤穂市女性消防隊。看護師や主婦など20代から40代の女性10人が、大会に向けて厳しい訓練を積んでいる。
全国47都道府県の代表が参加するこの大会は、きびきびと全体がそろった所定の基本動作で、消防ポンプを操作しホースを延長して、いかに早く標的に放水するかを競うもの。規律と動作とスピードが審査対象になる。
訓練が始まったのは今年2月。週1回の訓練が6月からは2回になり、10月に入ると一日置きになる。取材日も消防職団員による基礎訓練、大会に向けた操作訓練を受けていた。手足の動き・姿勢はもちろん、一つひとつの動作は全国統一マニュアルに基づくもの。各自の動作や一連の流れを何度も確認して、また繰り返す現場には、一種の緊張感が漂う。リーダーの神崎直美さんは現役の看護師。「看護師と救急は関連があるし、以前から興味があったので、職場の仲間と応募しました。チーム一丸となって上位入賞をめざします」。
「大会が終われば、県代表としての任は解けますが、その後は女性消防団員として、後方支援など女性ならではの活動を望んでいます」と赤穂市消防団団長の望月昌次さん。
周りの期待を一身に受けて全国大会に臨む。がんばれ!SAKURA!
| 加古川市 |
どこへ行くのもウクレレとバイクが一緒
シンガーソングライター ヤギリンゴさん |
2009年8月号に掲載 |
甘くハスキーな声にウクレレの音色が心地良い。「交通手段はほとんどバイクでどこに行くのもウクレレを持っていきます」と話すヤギリンゴさん。ライブハウスを中心に神社や寺、銭湯などさまざまな場所で弾き語りをしている。歌詞が先にできて、ウクレレを弾きながら鼻歌のようにメロディーを作っていくのだそうで、一度聞いたら耳に残り口ずさめるなじみやすさがある。
小学校の音楽教師を経て、東京の音楽事務所でボイストレーナーとしてプロの歌手にも指導した。今もヤギ楽器東加古川店でウクレレとボイストレーナーの指導を行い、高砂市のマスコット「ぼっくりん」やヤギ楽器のテーマソングも作っている。
目標を口に出すようになってから活動の場が増えて、メジャーで活躍する人のライブに参加したり、FMラジオの番組も始まった。「東京は良い刺激になり、音楽を通じて人間関係が広がりました。地元でも人とのつながりは大切にしています。阪神ファンなので、甲子園でライブをするのが夢なんです。今は、今年中にCDが出せたらと準備しています。そして、やっぱりメジャーデビューしたいです」。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yagiringo
FMみっきぃ(76.1khz) 「ヤギリンゴのウクレレパラダイス」第1・3・5週 火曜日12:30
| 姫路市 |
素晴らしい古典芸能を継承 伝統文化こども能楽教室 |
2009年7月号に掲載 |
「伝統文化こども教室」は、伝統文化のうち、子どもが体験・習得することが適切と認められる分野において行われるもので、この能楽教室もその一環。文化庁から委託を受けた(財)伝統文化活性化国民協会の協力を得て開催される。
夏休みを利用して行われる能楽教室の講師は、重要無形文化財総合指定保持者の能楽師・江崎金治郎さんと息子の敬三さん。「能は劇団四季みたいなもの、狂言は吉本新喜劇みたいなものと、子どもたちにまず教えます。親しみを感じてくれるでしょ(笑)」と金治郎さん。
教室では、声の出し方や扇子の持ち方はもちろん、足袋のはき方、着物の着方などを教える。最終回には浴衣を着て舞台発表もする。「難しいことは言いません。子どもたちが雰囲気を楽しんでくれたらそれでいい。能は誰でもできることと思ってほしいですね」。今年は姫路市と赤穂市の全3会場で開催される。申し込みは往復はがきで。対象は小学生、定員は各20人。参加費は無料。
〒670-0974 姫路市飯田3-250-2 079(235)9711 江崎
・飯田公民館(姫路市) 7/23より 毎週月・木曜
・谷内公民館(姫路市) 7/25より 毎週火・土曜
・赤穂ハーモニーホール(赤穂市)7/23より 毎週月・木曜
(各会場お盆を除く)
| 姫路市 |
「回想かるた」でいきいき笑顔に 認知症予防教室 一輪会代表 田中 孝史さん |
2009年6月号に掲載 |
「おくどさん 朝もはよから母がいる」「ああ来たぞ アイスキャンデー ラムネ売り」
昭和2030年代のどこにでも見られた日々の暮らしを読み札に、当時の日用品や建物の写真を取り札にして「回想かるた」を作成した田中孝史さん。始まりは「この人の笑顔が見たい」という思いだった。
民生委員となって11年になる田中さん。高齢者と接する機会が多く、中でも認知症が始まり、表情の少なくなった人を見る度に「何かできることはないか」と考え生まれたのがこのカルタだ。趣味で撮りためていた写真が大いに役立った。普段おとなしく無口な人が、カルタを見て、当時を思い出しポツリと話し始め、笑顔が返ってくる。その喜びが田中さんの原動力になっている。
「一人で取り札を見るのも良いし、仲間とカルタをすることで、思い出を共有し、脳の活性化につながればうれしいです」と田中さん。カルタは大判で、文字も大きく読みやすく取りやすい。ディサービス施設や認知症予防教室での利用者の反響は上々だ。
価格は送料別で1200円。申し込みは田中さんまで。
079(245)8527
| 福崎町 |
地域に根ざしたライブコンサートを ハートフルシンガー谷口喜久美さん |
2009年6月号に掲載 |
歌と共に生きる谷口さんの人生が始まったのは今から約20年前。小学校のPTA活動の一環としてコーラスをするうちに、みんなで一つのものを作り出す楽しさや声を出して発散する心地良さに魅力を感じ、夢中になった。
50歳を目前にした時、ふと立ち止まり、もう一度初心に戻って歌で自分の思いを表現したいとソロ活動へ転向。しかし、なかなかうまく表現できない、楽しいはずの歌が楽しめないという苦悩から葛藤の日々を送ることに。そんな中、歌を聞いた人たちの「励まされた」「自分もがんばってみようと思った」などの声によって、歌は人の心を動かし、元気づける力を持つ素晴らしいものだと痛感し、前向きに進んでいこうと心を決めた。
みんなで楽しめる場を提供するために、昨年10月から「ピンポン・マムサロン」という名のホームコンサートを企画、月1回(第3日曜・午前10時~12時)、シャンソン・ポップス・童謡・叙情歌など幅広いジャンルの歌を披露している。
「天職といえばおおげさですが、私には歌が命です。自宅だけでなく、ボランティアとしていろんな所で歌っていますので、気軽に声をかけて下さい。共に活動してもらえるスタッフやピアニストも募っています。歌を通して役に立てることの輪が広がればうれしいですね」と谷口さん。
神崎郡福崎町南田原2957-1 0790(22)5761
| 加古川市 |
ねらうは日本一 岡本 良太郎さん |
2009年6月号に掲載 |
5月、奈良トライアルマウンテン(奈良県宇陀市)で開催された「ダイドーロッククローリング・エクストリーム」の第1戦。年2回の開催で2人1組で挑むこの競技。四駆(四輪駆動車)に乗る者にとっては夢の舞台というこの全国大会の最高クラス(スーパーモディファイクラス)で、加古川市在住の岡本良太郎さんが、3位に食い込み、ストッククラスでは見事優勝を飾った。
クローリングは「はいずり上がる」という意味で、ロッククローリングは、四駆でしか走れないような岩場を走破する自動車競技のこと。日本へは平成17年に、アメリカからやって来た。岡本さんは同年11月に初参戦をしたものの結果は最下位。「自分の運転技術の未熟さや、マシンレベルの違いを非常に感じた悔しい戦いでした」と振り返る。稲美町で中古車の販売会社を営みながら合間をみてはコツコツと車を作り上げる日々。巨岩を前に勇気と知恵も試されるが、今では入賞を繰り返し、昨年5月のスーパーモディファイクラスでは、国内外で活躍する有名選手に次いで2位となった。
「もともとジムニーという車好きが高じて今に至ります。国内ではさまざまな大会がありますが、特に思いが強いのは全国から実力者が集まるこの大会です。ベストで挑んでも何が起こるかわからない。それが大変でもあり楽しいところでもあるんですけどね」と語る。今後の活躍が期待される。
(有)AUTOリライアンス 079(496)5656 http://www.auto-reliance.com
| 姫路市 |
情緒豊かなハワイアン 哀愁のムード歌謡を レイ齊藤とブルー・スターズ |
2009年6月号に掲載 |
ハワイアンとムード歌謡を中心とした幅広いレパートリーを持つ「レイ齊藤とブルー・スターズ」は、リーダーでスチール・ギター担当のレイ齊藤さんとボーカルでパーカッション担当の八尾敏明さんが学生時代にバンドを組んだことから始まった。「当時は和田弘とマヒナスターズの全盛期。文化祭に出演し、このまま続けてやろうやということになった」と八尾さんは振り返る。
平日は会社員、週末になると歌声喫茶やダンスホールに出演。昭和46年にはオリジナル曲「姫路の夜」をテイチクレコードからリリースし、ナイトクラブの専属になるも、メンバーの転勤などで自然解散となった。齊藤さんが定年退職し姫路に戻ってくると「みんな元気に生きとった(笑)」そうで、解散時のメンバー5人で平成16年、25年ぶりに再結成。誰一人として演奏活動を続けていなかったが、すぐに元の感覚を取り戻したという。
2年前にはボーカル・キーボードの竹中きょう子さんが加わってさらにレパートリーが増え、デイサービスや夏祭り、結婚式や商店街の催しなどで、息の合った歌声と演奏、軽妙なおしゃべりを聞かせる。「いろんな所へ出かけ、演奏したい。いつでも声をかけてほしい」と練習にも熱が入る。
079(289)2112 齊藤
| 姫路市 |
初夏の味わい 完熟ビワ 大谷 尚志さん |
2009年6月号に掲載 |
ノジギクの自生地で知られる姫路市大塩町の馬坂峠。ここに大谷尚志さんが丹精込めて育てているビワ園がある。今年も一つひとつにかけられたピンクや黄色のカラフルな袋が山の中腹を彩り、たわわに実ったビワの実が収穫の時期を迎えている。
20年ほど前、さまざまな薬効があるビワを使って、薬用酒を作ろうと思ったのが始まり。今では早生からおくてまで約30本近いビワの木が植えられ、一年中手入れに追われている。収穫時には近くの保育園に開放したり、友人、知人に分けたりしていたが、年々量が増え、とても一人では整理ができないほどになった。そこで一般に販売することにしたという。
期間は6月10日(水)から下旬まで。現地でもぎ立てを販売する(要予約)。無農薬で、値段も市価の半分ほど。自分で採るのも可能だが、「傾斜地なのでできるだけ安全に気を付けてお願いします」と大谷さん。
太陽の光をいっぱいに浴びたビワの実。もぎ立てならではのおいしさを味わってみませんか。
090(3491)6422
| 加古川市 |
空手の先生は陶芸家 陶芸家 石黒 雄一さん |
2009年6月号に掲載 |
昭和58年から5年間、ヨーロッパで空手の指導をしながら全仏大会に出場したり、キックボクシング大会でも優勝したりと活躍していた空手家の石黒雄一さん。指導者として招き入れたいというモナコ公国からの誘いを断り、陶芸の道を選んだ。
「多くの欧州人から日本について聞かれ、歴史や文化を繰り返し話すうち、改めて日本を見つめることができました。向こうで、色鍋島(日本の伝統工芸)を目にした時に、焼き物をやりたくて帰国しようと決意しました」と石黒さん。
帰国後の平成元年から岡山や京都で学び、同7年には自宅にアトリエ「纔有梅花堂」を構えた。入賞や入選など受賞回数も多い。 「空手では華々しいこともあったけど、焼き物は思い通りのものができない。心の勝負は空手も陶芸も同じです。体力や集中力も空手をしていたからこそ。執着心や虚栄心、また欲望を除けば良いものができると感じています」。
空手は現在80人ほどの弟子を持ち、神戸市西区と加古川市で指導している。
http://www9.ocn.ne.jp/~zanyu/index.html(創作陶器zanyu梅花堂)
| 宍粟市 |
築き上げられた熟練の技を観賞しよう さつき祭り |
2009年5月号に掲載 |
宍粟の初夏恒例の「さつき祭り」。サツキの展示・販売が人気で、鳥取や京阪神からバスで訪れる人も多いそう。旧山崎町では、町を挙げて町花であった「サツキ」の栽培を進めてきた経緯があり、販売用の鉢は、町内の愛好家が丹精込めて育てたものばかり。展示コーナーにも素晴らしいい枝ぶりの作品が並ぶ。また、剪定や鉢替えの時期など、育て方を指導するコーナーも好評だ。
会場では、特産品の販売や木工体験教室他、約40ブースの出店や、多彩なステージイベントなども行われる予定。「今年は、企業を始め各団体にPRをしてもらうような内容の舞台や産業展も企画しています」と商工観光課の前田太志さん。
花と緑と物産展も楽しめる祭りにぜひ出かけてみよう。
| 太子町 |
情緒ある切り絵の世界 冨岡 宏行さん |
2009年5月号に掲載 |
定年退職後の時間を活用し、指先を器用に使って切り絵を楽しんでいる冨岡さん。黒い画用紙の上に張り付けた下絵の線をカッターナイフで切っていき、裏側からさまざまな色和紙を張って美しい作品に仕上げる。下絵のデザインは気に入った風景を撮った写真をもとにすることが多い。
「城や土蔵といった建物が絵になりやすいですね。細かい部分の表現に迷ったり、和紙で自然の色を出すのに苦労したりしますが、それだけに実際に風景と近いものができあがった時はとてもうれしいです」とのこと。現在も月2回の「きりえ」教室に通い、3カ月ほどで一つの作品を完成させる。「元気な限りはマイペースで続けていきたいと思っています」。
| 加古川市 |
超マジックの世界を披露 club Dogether |
2009年5月号に掲載 |
介護施設で働くJitterubag 中井さんがマジックを始めたのは、お年寄りに楽しんでもらえたらと思ったのがきっかけ。友人と独学で練習し、平成16年に「club
Dogether 」を結成、活動を開始した。メンバーは他にMr.D、cm2、PaPa Drunker、KO-G
SkyWalkerと、アシスタントとして中井さんの妻・キャサリンさんや子どもたちの8人。
中井さんは テレビでおなじみのプロマジシャン「ムッシュ・ピエール」にあこがれ本格的な修業を積み、現在は大阪・北新地のマジックバー「バーノンズ・バー」に出演中。他のメンバーもそれぞれに県内外で活躍するプロのマジシャンたちだ。ロープやカード、リングなどを使い華麗な技を披露している。
「技術、心理効果、話術を駆使します。臨場感あふれる超マジックの世界を楽しんで下さい」とメンバーたち。結婚式やイベントなど、多数の公演依頼があるという。拠点となっている居酒屋「満天」ではオーナーのPaPa Drunkerさんが毎日マジックを披露しており、4月からは「マジック教室」も開催していて、教室生を募集中。12月には発表会を兼ねてクリスマスディナーショーを行う予定。
満天 加古川市尾上町安田298-12 079(426)0260
| 上郡町 |
音を重ねた美しさに魅せられて リコダーアンサンブル・ドルチェ |
2009年5月号に掲載 |
「リコーダーアンサンブル・ドルチェ」は上郡町在住の音楽が大好きな主婦8人で結成されたグループ。
ピアノ講師の香山美穂さんが子育て仲間に呼びかけて始めたのが14年前。現在は練習を重ね、クラシックや童謡、ポップスなど約50曲のレパートリーを持つ実力派グループに成長した。ソプラノ、アルト、テナー、バス、そして約2m近くあるグレートバスリコーダーがさまざまなメロディーを織りなす。ある時は重厚に、またある時は心が浮き立つほど軽やかに、そして聞き手の心に深く染み入るようなブルースも聞かせてくれる。息がぴったり合った演奏からは、今まで知らなかったリコーダーの奥深さや音の豊かさが感じられる。
昨年9月「西日本リコーダーコンクール」で最優秀賞を受賞。3月には「第30回全日本リコーダーコンテスト」に出場し、チャールトン作曲の「アイディール・ワイルド組曲」を演奏、銀賞に輝いた。
「リコーダーは誰でも吹いたことのある身近な楽器です。柔らかな音色、響きの美しさを知ってもらい、もっともっとリコーダーの魅力を伝えたい」と香山さん。最近は学校や高齢者施設での演奏も増えた。今後も上郡町から全国レベルの演奏を届けてくれることだろう。
| 姫路市 |
こんなに楽しいジャズもある お好み焼き風ジャズバンド Pistachio55g |
2009年5月号に掲載 |
ピスタチオ55gは、トランペットのshigel ギターのhamaG 、ベースのtetsu
とドラムスのhossyの4人で編成された、気さくな平均年齢34歳のアマチュアジャズバンド。キャッチフレーズである「お好み焼き風」には、ジャズを難しく考えず、自分たちなりにアレンジ、解釈した形で表現する意が込められている。
「こんなジャズもあるんだということを知ってもらって、僕たちの音楽がジャズを知る入り口になれたらうれしい。気軽に、お酒を飲んだり、会話を楽しみながら聞いてほしい」と語るshigelこと藤田茂さん。
結成5周年の昨年7月にCDを自主制作した。現在、姫路を拠点に神戸、大阪、岡山のクラブやホール、カフェなど、月に1~2回のペースでライブをこなしている。また、結婚式などにも機材持ち込みで演奏してくれる。問い合わせはホームページから、「ピスタチオ55g」で検索。
「他のバンドにはない魅力あるものをめざしながら、60歳になっても今のこの感覚を持って、長く音楽に向き合いたい。楽しむ事を第一に、人との出会いを大切にし、気軽にそして真剣に続けていきたい」とメンバー。
http://www.geocities.jp/pistachio55g/
http://www.geocities.jp/pistachio55g/i/(携帯HP)
| 姫路市 |
母を見つめた詩集『ほどらいに』を出版 西川めぐみさん |
2009年4月号に掲載 |
人柄そのままの温かい作品を発表している姫路市在住の西川めぐみさんが、昨年11月、6作目の詩集『ほどらいに』を出版した。
子育てを終えてから詩作を始め昭和63年に最初の詩集『赤いつぼみ』を出版。以来、『櫛』『ドアがひらくまで』『つくろい』などを出し、平成11年にはホームヘルパーの仕事で出会ったお年寄りとの交流を描いた『田尾さんの耳』が姫路地方文化団体協議会文化賞の「黒川緑朗賞」に輝いた。この詩集がきっかけとなり、賢明女子学園で介護や福祉の講師を務めたこともあったという。現在「姫路文学人会議」「播磨詩話会」「兵庫県現代詩協会」会員でもある。
『ほどらいに』は90歳を迎える母と、そんな母をやさしく見守る娘とのふれあいをつづった作品集で、「ほどらいに」他35編が収められている。挿絵は文芸日女道のカットを担当している娘の大村佳恵さん。「ほどらい」は程合い、程度といった意味で、道端の草を愛する母の素朴な日常生活が、地元の方言を通して生き生きと表現されている。
「今まで本当に好きなことをさせてもらって家族には感謝しています」と西川さん。詩集は姫路市の図書館や小・中学校にも寄贈されている。
| 相生市 |
ウェブラジオで地域活性化に一役 相生らじお |
2009年4月号に掲載 |
相生らじおは、インターネットで聞くことのできるラジオ番組。代表の出口勤芳さんら有志の市民グループが昨年2月に立ち上げた。相生市看護専門学校の学校祭の模様をテーマに第1回の放送をし、以後月に1~2本アップしている。
番組は約15分間。取材ルポ、インタビュー、フリートークなど形式はいろいろだ。毎月の番組制作委員会では、企画や役割、自分の思いなど、活発に意見が交わされる。「廃校になった校歌や地域の遺産として残したい情報を、音声や映像で伝えたい。情報拠点であると共に、コミュニケーションツールとして利用してもらえる番組作りをしたいですね」と話す出口さん。
現在メンバーは12人。シネマクラブ活動をしていた人、司会業、ウェブラジオ制作経験者、主婦などさまざま。「今後は自分のやりたい企画でそれぞれがコーナーを持てるようになればと思います」と出口さん。一緒に番組を作る仲間を募集中だ。
http://aioi-radio.seesaa.net/
aioi_radio@24.am
| 姫路市 |
匠の技 牛革漆塗り 黒桟革 革製竹刀付属の専門店 坂本商店 |
2009年4月号に掲載 |
初代は大正末期に岡山で武道具製作を始めた。現在は3代目となる坂本弘さんが後を継ぎ、剣道竹刀の持ち手部分・柄革や、胴胸にあたる革の部分を製作している。
革の中でも最高級といわれる黒桟革。坂本さんは、日本に数人しかいない黒桟職人の一人である。黒桟革はなめした革に生漆を塗り、湿度を保ちながら乾かし、再び生漆を塗り光沢を出す手法で作られる。
さらに、環境と人にやさしい革で柄革を作りたいと、思考錯誤を繰り返して繊維製品のエコラベル「エコテックス規格100 」に合格し、有害物質を含んでいないことが保証された。また、原皮は国産黒牛にこだわる。国産黒牛の革は目が詰まっていて硬く、痛みにくく伸びにくい性質があり、剣道防具に適しているのだ。原皮から製品に至るまで、一貫して自社製作。手縫い部分は奥さんの担当だ。
「インターネットでの商品の紹介と販売に加え、剣道大会会場に出向いての販売で、お客さんの生の声を聞くことができ、喜んで頂けることが何よりの励みになる」とご夫妻。
平成20年のレザーコンテストで審査委員長賞を受賞し、鞄の生地としても坂本さんの黒桟革は注目を浴びている。「柄革屋・坂本商店」と検索すれば、ホームページで色や柄なども見られる。
姫路市花田町小川367-1 079(252)3050
http://www15.plala.or.jp/show-miyabi/
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