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地域の伝統行事を市民と盛り上げる  
兵庫県立赤穂高等学校(赤穂市)
2009年3月号に掲載


 毎年12月14日に開催される「赤穂義士祭」。昨年のこのイベントに、赤穂高校の生徒たちが全校で参加した。従来、この日は体育会部員が奉賛スポーツ大会に出場し、その他の生徒は学校で自習だったが、「せっかくのイベントだから全校挙げて参加してはどうか」という橋本博行校長の提案で実現した。
 
 まずは、忠臣蔵にちなんだオリジナル缶バッジを製作した。これは、校内で公募した17種類のデザインを使って生徒会の生徒を中心に手作りしたもの。バスケットシューズに大石家や浅野家の家紋を入れた若い感性がキラリと光るデザインや、上下どちらからでもわかるユニークな図柄もあり、公募作品の校内コンテストも行われた。
 
 当日生徒たちは祭り会場へ出かけ、赤穂駅や大石神社などで観光客に缶バッジ計700個を配布した。またパンフレットを手渡したり、清掃作業をしたり、義士行列や名場面の山車で大石主税らに扮する生徒もいて、パレードの合間に観光客らに塩味まんじゅうなども配った。生徒たちは「缶バッジは大変喜んでもらえ、すぐになくなってしまった。来年はもっとたくさん配りたい」「たくさんの人に写真を撮られて、忠臣蔵への関心の高さを改めて知りました。自分がこのイベントにかかわれたことをうれしく思っています」との感想。
 
 橋本校長は「これからも地域と連携し、積極的にイベント参加していきたい」と話してくれた。