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情熱のないところに発展はない  
西脇工業高等学校 陸上競技部監督 渡辺公二さん(西脇市)
2009年2月号に掲載


 昭和43年に西脇工業高等学校に赴任し、45年から陸上競技部監督に就任した渡辺公二さん。過去38年間には、東播高等学校駅伝競走大会で34連勝、近畿高等学校駅伝競走大会で25連勝、兵庫県高校駅伝競走大会で19勝、全国高等学校駅伝大会では8回の全国優勝を果たした。
 
 強さの秘訣は「素直さ、謙虚さ、感謝の心、食事、睡眠。制服を着ている時は謙虚で素直でもいいんだけど、グラウンドに出たら超生意気ぐらいがいい。負けん気を出し、切磋琢磨すればレベルも上がる」と渡辺監督。また、大舞台でのプレッシャーを払いのけ、いかに平常心を保てるかが勝負を分けることもある。だからこそ、同校が掲げている心と心をタスキでつなぐ「心のタスキリレー」が必要とも。
 
 渡辺監督は3月末で退任が決まったが、生徒たちに伝えたいことはこれまでと同様「一番は健康であること。私の仕事は人間を育てて社会へ送り出す。いつまでも走れるもんじゃない。厳しい練習に耐えてきた3年間を生かして、責任感のある立派な大人になってほしい」と語る。