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初の快挙 勝因は感謝する心  
兵庫県立小野工業高等学校 電子科(小野市)
2009年2月号に掲載


 ものづくりの技を競い合う全国大会の内、夏に開催された第3回若年者ものづくり競技大会では電子科3年の坂本瑞義君が電気工事職種で準優勝に。続く秋の第8回高校生ものづくりコンテスト全国大会では同科3年の林正樹君が同じ部門で優勝を果たした。同校にとっては初の全国優勝だけに喜びもひとしお。卒業生からも祝いの声が挙がっている。
 
 競技は制限時間内に木製板に配線工事を行うのだが、組み立てから片づけまでをいかに速くこなすかも勝敗を分けるという。この裏作業を手際良くサポートした同級生の西尾知晃君。同じ気持ちで頂点をめざし支えてきた彼の存在が、2人にとっては大きかったと話す。「優勝には驚きました。時間がたつにつれ、仲間や先生たち、かかわってくれた人への感謝の気持ちでいっぱいになりました」と林君。
 
 日々4時間の練習を積んできた彼らだが、「ここでの練習法は全国で通用するものです。しっかりと先生の指導を受け、がんばってほしいです」と後輩にエールを送る。
 
 担当教諭の山本大介さんは「技術の大会は地味に思われがちですが、工業高校生たちは一生懸命向き合っています。今回、この子たちのやる気とがんばりに、逆に感謝しています」と話す。
 
 卒業後3人は、それぞれ就職先も決まっており、今度は「技能五輪国際大会に挑みたい」と意欲をのぞかせる。