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残りの人生 今やるべきこと  
カメラマン 高塚 隆雄さん(加古川市)
(2009年1月号に掲載)


 カメラマンとして35年。学校の卒業アルバムを中心に、行事や記念写真などといった人生の記録を撮り続けてきた高塚隆雄さん。昨年末に加古川市内で開催された中国四川大地震写真展(日中友好協会加古川支部、NPO法人関西障害者交流協会主催)では、地震発生から2カ月後に現地入りして撮影した震災の様子や被災した障害者らの生活の現状を伝える写真を多く展示した。
 
 高塚さんの中国への思いは深い。今から18年前の43歳の時、旅行中の中国で命にかかわるほどの大けがを負い、そこで親身に助けてくれた中国人に深い感謝の気持ちが芽生えたと語る。 「仕事を続けながら、いつか何らかの形で恩返しをしたいと思ってました」と現在は、持病と向き合い年齢も考え、カメラマンとしての仕事も徐々に若手に移行させながら「今できること」を考える。

 「日中の友好的な関係が一番の願い」と、湖南省長沙にある日本語学校のボランティアに志願し、8月から従事することとなった。四川大地震の写真から、震災やそこで生活する人々の現状を知り学習してもらいたいという高塚さんの思いを受けて、市内小中学校の数校で授業に取り入れる話も検討されている。