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夢は関取 めざせ郷土の星
松乃海 航貴さん(上郡町)
(2008年5月号に掲載)
千葉県の阿武松部屋の力士になって丸7年になる松乃海航貴(岡本航貴)さん。あどけない笑顔と穏やかな物言いからは、厳しい世界に身を置く勝負師だとは想像できない。
相撲界に入ったきっかけは、相撲好きの両親に連れられて見に行った赤穂巡業。そこで体格の良さを阿武松親方に見込まれ、上郡中学校在学中に入門した。
力士の一日はけいこで開ける。早朝6時から11時までの厳しいけいこの後は、朝昼兼用のちゃんこを食べ、夕食もまたちゃんこだ。「一番しんどいのはやはりけいこです。それとご飯。食べるノルマが決まっているんです」。逆に一番の楽しみはごちそうを食べに連れて行ってもらうことだそう。部屋に来てくれた人をもてなす「ちゃんこ会」では、多くの人と知り合いになり、勉強になったという。「見習いたい人、絶対にそうなりたくない人、いろんな人を見ました」。
現在、三段目70枚目。場所の成績で番付は前後する。「こうしてがんばれるのも、両親を始め応援してくれる人、一緒に相撲をやっている同僚がいるからです。将来はテレビに映れるようなところまで上がりたい」と話す。NHK-BS放送では、三段目の上位からテレビ中継している。
帰省は年に一度で、大阪場所が終わった3〜4日間。両親が営む「ごっちゃん亭」で、部屋仕込みのちゃんこを作る。「自分に負けない」という親方の教えの通り、己に勝って郷土の星になってほしい。
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