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心で響かせる美しいハーモニー  
姫路市立広嶺中学校コーラス部(姫路市)
(2008年4月号に掲載)

 今年で創部4年目となる広嶺中学校コーラス部。顧問の竹上孝子先生が赴任してから設立され、1年目の部員は10人程度だった。しかしその秋には県代表に選ばれ関西大会に出場。2年目以降はおよそ40人に増え、昨年秋には念願の全国大会出場を果たした。また毎年2月に行われる「交響詩ひめじ」合唱コンクールでも3年連続で上位に入賞するなど、その実力は高い評価を得ている。
 
 「ちょっと変わった練習をお見せしましょうか?」竹上先生がピアノを弾くと、発声練習が始まった。ただし直立不動ではない。腕を回しながら、片足跳びをしながら、体育座りをしてウエストをひねりながら。それなのに声がぶれず、見事に響いている。「最初はびっくりしました。でもみんなやってるから恥ずかしくない」と児林悠さん(3年)。この練習をする日としない日では、声の出方が明らかに違うと実感するそうだ。

 「気持ちが落ち込んでいると歌えないから、周りの人を大事にしなさい」。それが竹上先生の口癖だ。中島みつきさん(3年)も「みんな仲良し。それに先生が楽しくて、やさしい。私たちの気持ちにいつも寄り添ってくれる」と感じている。
 
 部員同士、先生と部員との信頼関係があるからこそ、聴き合う耳、チェックし合う力、認め合う気持ちが育ち、心から楽しく歌うことができるのだろう。