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独特の技法で作品に命を吹き込む  小林 龍雲さん(たつの市)

(2008年3月号に掲載)

 数年、車やトラックのボディーに絵を描いてきたが、書道家・大鷹想雲氏との出会いが画家としての転機となったと語るのは、たつの市に住む小林龍雲さん。「素晴らしい絵を描いても車では10年で廃車になる。いつまでも残るような作品を描いてみては」という大鷹氏の言葉をきっかけに、キャンバスや和紙などに描き始めた。鮮やかな色合いや躍動感に定評がある小林さんの絵は、筆ではなく、車のボディーに描くのと同じハンドピースいう小さなスプレーガンを使うエアブラシ技法によるもの。葉書サイズから50号の大作まで、大きさはさまざまだが、下絵を描かず一発勝負で直接キャンバスに向かうため、イメージの構築や背景とのバランスなど、構想を練るのに時間がかかる。美術年鑑で認められた作品(右下写真)は、構想と加筆も含めて完成までに3年を費やしたそうだ。
 
 現在は墨汁で知られるKuretakeの依頼により、共同でエアブラシ技法に使用できる墨汁を企画中だ。
 
 4月4日(金)〜6日(日)、加古川市立松風ギャラリーにて「書と画の二人展」を開催予定。

たつの市龍野町片山423-1
0791(62)3441