がんばっていますトップ
「いのちのことば」で綴る一行詩 後藤桂子さん(姫路市)
(2008年2月号に掲載)
日ノ本学園高等学校国語科教諭の後藤桂子さんが編んだ『わたしが素直になれるとき』が、静かな感動を呼んでいる。父へ、母へ、友へ、先生へ。同学園の100回生と112回生がつづった一行詩には子どもたちの本音が生き生きと表現され、それらに正面から向かい合った父母たちからの一行詩もまた心に響く。
「きれいごとは書かないで、とだけ伝えました。すると普段は『キモイ』『ウザイ』と口にする子が、一行詩には『ありがとう』『ごめんなさい』と書いた。素直な自分を取り戻した時、本人にも周りにも変化が訪れ、本当に大切なものが見えてくるのだと思います」と後藤先生。
思春期の子どもとのかかわりについての講演依頼も多くなった。一行詩を書いた生徒のこと、書かれた背景などを話すと、参加者からつらい体験や悩みを打ち明けられることもある。「生徒の生きた言葉が、人の心を動かしたり和らげたり。人間ってやっぱり素晴らしいと感じますね」。
『わたしが素直になれるとき』は希望者に配布している。また、一行詩を書いた卒業生のその後を追う『第二部 あの子は今』、一般から寄せられた『第三部 みんなの一行詩』の編集も予定されている。
日ノ本学園高等学校
問:FAX 079(232)3420
|