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かんろしょうゆは懐かしい家族の味   坪田醤油醸造所(たつの市)

(2007年12月号に掲載)

 坪田醤油醸造所は約80年続く地元のしょうゆ屋さん。現在は2代目の坪田忠義さんと3代目の隆さんを中心に1本1本心を込めて手作業で作り続けている。その家業を陰ながら支えるのが奥さんの三千代さん。夫や義父が作るしょうゆを広く知ってもらいたいと、飛び込みで魚屋や料理屋、また遠い所まで一升瓶を持って営業に回ったこともあった。千種町へ行った時「昔、龍野から荷車にしょうゆを載せて売りに来ていたおじさんがいてね、それがすごくおいしかった」という話を聞き、家に帰って尋ねると、「それはわしのことや」と忠義さん。車でも1時間以上かかる所へ一日かけて重いしょうゆ樽を運んでいた義父を思うと、胸が熱くなったそうだ。

 今は6年前から売り出している「かんろしょうゆ」のまろやかな味がおいしいと口コミで広がり、少しずつファンが増えている。宍粟まほろばの湯や龍野藝術工房伊勢屋、道の駅しんぐう、相生ペーロン城などで購入ができる他、インターネットでも注文可能。「かけしょうゆで使うと素朴なおいしさがぐっと引き立つし、煮物やすき焼きの割り下にもおいしいんですよ。ぜひ使ってみて下さい」と三千代さん。彼女のブログ「嫁のつぶやき」も楽しい。              

場所:たつの市揖保町山下433  
問:0791(67)8404 
  http://yamatsu.ocnk.net/