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制作は日常的な作業 來住 しげ樹(西脇市)
(2007年12月号に掲載)
「美術にかかわる者を特別な人種と社会が許容する傾向はあまり好きではないですね。ごく普通の人間が、自分の生き方や思いを絵や版画、立体、陶などに託して表現しているだけです」と語る湊川短期大学名誉教授の來住しげ樹さん。「私にとっては、食べることや着ることといった日常生活と同じ次元でもの作りがあるんです」という言葉通り、毎日2時間ほど、自宅から少し離れた山の中のアトリエで制作に没頭する。抽象画を中心に、スケッチ画、墨彩画、デザイン画など幅広いジャンルを手がけ、これまでに東京・大阪・神戸・姫路・岡山などで個展を80回以上開催してきた。「それぞれの作品には、その時々の自分の心の動きが意図せずとも反映されているだろうと思います。ですから、個展をたどっていくと、來住しげ樹という一人の人間が生きてきた過程が見えるはずです」。
県展・市展など公募展での受賞多数、また、いろいろな作品展の審査員も務める。「もの作りに携わる人は、感じる心、微妙なものに反応する心を大切にして制作してもらいたいと思います。既成の概念にとらわれないクリエーティブな作品との出合いを待っています」。
「第3回篠山市展」では、12月16日(日)午後1時から篠山市民センターにて「絵を描き続けて思うこと」の演題で講演予定。著書に『風景スケッチ講座』『里山歩きの水彩画』などがある。
問:0795(22)5160
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