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心に響く琴の音色 たつの市立越部小学校 琴クラブ(たつの市)
(2007年9月号に掲載)
3年生の総合学習で琴の演奏を取り入れたのが平成15年。地域の高齢者とのふれあい交流の場で、童歌や古き良き日本の歌を演奏。その清らかで懐かしい琴の調べは、たくさんの参加者の心を打ち、翌年「琴クラブ」が誕生。
現在、音楽担当の西崎三保子先生指導の下、3年生から6年生まで、14人が練習に励んでいる。メンバーの中には男子生徒も4人おり、力強い音色を出している。
基本的に練習は10分間の休み時間を利用。強制ではなく、いつでも練習できるように部屋を開放し、子ども一人に琴が一面ずつ準備されているので、自主的に練習にやって来る。初めはなかなか弾けなかった子どもも、練習を重ねるうちに上手になり、最近では「全国小・中学生箏曲コンクール」に出場し、入賞するほどの腕前になった。演奏技術の向上もさることながら、合奏での一体感、仲間意識、そして弾き終えた時の達成感が子どもたちの自信に結び付いている。6年生の緒方亜衣さんは「難しい曲でも何度も弾いているうちにだんだん楽しくなってくる。暗譜をするのがちょっと大変だけど…」との感想。「今までこんなに一生懸命打ち込んだものはなかったのに、琴は別。子どもの集中力には驚かされる」と保護者の喜びの声も聞かれた。
今年も「第25回全国小・中学生箏曲コンクール」に出場し、十三弦と十七弦による「GRADATION」を演奏。福山商工会議所会頭賞を受賞した。秋の音楽会には、美しい琴の音色を聴かせてくれそうだ。
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