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故郷の昔話を一冊の本に   松岡 博幸さん(神戸市)

(2007年8月号に掲載)

  福崎町出身の松岡博幸さんが、『福崎むかし話 尾先白右衛門』を出版した。松岡さんの祖父・幸太郎さんとその妹・尾内たきさんという2人の伝承者から聞いた福崎町に伝わる昔話を紹介した本で、挿絵や写真が入って親しみやすい内容になっている。

 表題にある「尾先白右衛門」は、その名の通りしっぽの先が白いきつねに伝承者自らがだまされたという話。辻川山といった今も残る地名も登場し、福崎弁を交えて話が進んでいく。他に「山の上に住む鬼」「イライラのカーチンモン」など全7話。

 「福崎は民話や昔話があまり伝承されていない土地なので、祖父から何度も聞いていたユーモラスな話を記憶の鮮明なうちに文字にしておけば、正確に後世まで残るだろうと思い、まとめました」と松岡さん。
 現在、福崎町の柳田國男記念館、もちむぎのやかた、姫路市の山陽ブックセンターなどで販売されており、福崎町立図書館、姫路城内図書館で閲覧・貸し出しが可能。また、福崎町内の小中学校にも寄贈している。                   
  

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