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あなたの心に何かがともる 田中 稚芸さん(姫路市)
(2007年6月号に掲載)
播磨の人なら田中稚芸さんの味わい深い作品をあちらこちらで見かける機会も多いはず。
「稚芸」スタートのきっかけとなったのは、以前開いていた造形絵画教室で、お正月に子どもたちと一緒に墨で描いた愉快な顔に「何をそんなに考えこんでいるんや?パーッといこうで!」「もっとユウゼンとしようや!」など、その場で思い付いた文句を書き添えたことから。書道も絵画も習ったこともないのに、次から次へと独特の言葉と絵画がわき出てくるようになり、書と絵を合わせた絵手紙のような形で作品化。「やってみなわからんで」「つぎがあるやん」などとユニークな文字で描かれたほのぼのとした墨彩詩画を見ているうちに、安らぎ、励まし、希望、勇気、自己肯定…、いろんな力をもらえて、「ちょっと疲れてたけど、また元気出してボチボチ生きていこか」という気になってくる。
「最近作の中では『あれこれ悩むもいいけれど たまにはあとさき考えず 勇気を出してまず一歩 ふみだす一歩に花が咲く』というメッセージをぜひ皆さんに届けたいですね。厳しい現実はありますが、あまり難しく考え過ぎず、この先も何とかなるでという気持ちを持った方がいいと思います。ボクも『ええ加減』な親父になりたいですね」
問:079(287)2224
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