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動物と共に自然を愛する9年間の記録 吉田 みずよさん(稲美町)
(2007年5月号に掲載)
「加東郡(加東市)の山里で生まれ、旧北条町(加西市)で育ったせいか自然が大好きなんです」と現在は稲美町に住む吉田さん。庭で飼っていたにわとりを題材とした児童文学『おんどりオンと裏庭の鶏たち』(新風舎・1365円)を3月に発行した。登場するのは個性豊かなにわとりたちに犬のベルや猫のハナコ。動物たちの生態や日常、そして別れを、小学生の「純」や「母さん」の目線で描写した力作。
もともとは同人誌「印南野文華」に9年間連載していたもので、今回改めて1冊の本にまとめたのは「次女をモデルとした純の成長の記録になっていることと、環境問題にもふれているので、考えるきっかけになったら、ということです。自然の恵みが大切であるという意味を込めて書き上げています」とのこと。吉田さんは現在、町の自然環境保護運動にも参加している。
「幼いころ、八百屋で買う卵といえば有精卵だったので、家でヒヨコにかえしたりしたものです。時代と共に無精卵が普通になってしまったので、おいしい有精卵が食べたいと思って自分でにわとりを育てましたが、こういう話を懐かしいと思って下さる60代から70代の人にも読んでもらえたらと思っています」
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