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心に響く歌声をとびきりの笑顔にのせて 女声アンサンブル Flora
(2007年3月号に掲載)
「Flora」とは「花と春の女神」。そのイメージにふさわしいピンクのドレスに身を包み、イベントや演奏会にボランティアとして出演する。とびきりの笑顔と、はつらつとした明るさが魅力だ。
リトミック教室で教える人、コーラスの指導を行う人、オペラ協会に所属する人、教諭など職業はさまざまだが、全員が音楽大学を卒業、声楽専門。「しかも、ソプラノのソリストとして個性を出す練習を積んできた者ばかり。ソプラノは主旋律を歌うことが多いので、いわゆる『ハモリ』が難しいんです」と葛川結子さんは苦笑する。ソプラノ・メゾソプラノ・アルトの3声に分かれての練習では「お互いの声をよく聞き合って、出る場面、控える場面を考えています。5人の声がぴたっと合うと、我ながら感動しますね」。
「舞台に立つのがとにかくうれしくて。依頼があればどこへでも行きます」と話すのは森知子さん。幼稚園や老人施設などからの依頼もあり、童謡やディズニー、ミュージカルやクラシックなど聴き手に合わせた選曲をする。「子どもたちは、普段聞くことのない歌声にびっくりしていますね。私たちのドレスをうっとり眺めている女の子もいて」。施設では、観客が一緒に歌ってくれることも。「目を閉じて体を揺らしている人や、涙ぐむ人もおられて。そんな時は、歌ってやっぱりいいなと思いますね」。
「安心して聴いてもらえる歌声で、聴く人の心に響くステージを」。メンバー全員の願いだ。また今年は「大きなホールでコンサートを開く」という目標を掲げ、練習にもさらに力が入る。
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