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自然の風景を身近に取り入れて 藤本 廣子さん(加古川市)
(2007年3月号に掲載)
園芸も含めてインテリア全般が大好きと語る藤本さんは、若いころから花に親しみ、盆栽に興味を抱き、庭作りを楽しんできた。「植物が育っていくのを見ていると、本当に心が癒やされるんです」。以前はパンジーやベゴニアなどをあしらった華やかでかわいい感じの庭にしていたが、年を重ねるにつれてこけや多肉植物など静かな植物により心引かれるようになったという。一つひとつの花もさることながら、庭全体を生け花のように見立て、鉢植えなどの配置をあれこれ考えながら組み合わせていく。観葉植物も愛用、「家の中にもガジュマルやベンジャミンなどを多く置いていましたら、お客様に『この家は息をしてますね』と言われてうれしかった記憶があります。今は、他ではなかなか見られないような観葉植物も育てています」。
このセンスの良さ、感性の素晴らしさが評価を得て、現在は展示会のグリーンコーディネーターとしても活躍するようになった。展示内容に合わせてアレンジを考え、和風にしたり、ミニガーデン風にしたりと多様に対応していく。「山などへ行って、自然を肌で感じるのが気持ち良いんですね。そこで見つけた植物のあるがままの生命感を自宅や展示会場に持ち込んで、皆さんにも身近に感じて頂ければと思っています」。さまざまな個展の陰の立役者だ。
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