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稲美町 地産地消の料理と食育を学ぶ    にこにこKITCHEN
2012年5月号に掲載

 
 

 代表の山田紀代美さん(43)が、稲美町の小学校の給食についての会合で知り合ったベテラン主婦の花房良子さん(60)に「料理を教えてもらいたい」と声をかけ、活動が始まった。今年で8年、メンバーは30代から60代までの19人。いきがい創造センター調理室で月2回、主に同町の旬の野菜を使って家庭料理からおせち料理まで作る。山田さんは「最初は、麻婆豆腐って自分で調味料を合わせて作れるの? という状態でしたが、だいぶ上達しました」。メンバーたちも「圧力鍋で茶碗蒸しが作れることに驚いた」、「ごぼうはアク抜きをすると風味が抜けるので、洗う程度で良いといった知識が増えた」と話す。今は話題の調味料「塩麹」を手作りして、きんぴらやパスタ、肉や魚の塩麹漬けなどのレシピに挑戦中だ。

 また、講師を招いて添加物など食の安全について勉強したり、講演会に参加したりするなど、食育に取り組んでいる。

 毎年2月に作っているみそは、仕込みが簡単でおいしいとの評判が広まって、「手作りみそ教室」を主催するまでになった。例年120人ほどが集まり、子どもと一緒に参加する人が多い。花房さんは「子どもも自分が作ったみそだとみそ汁を飲むようになり、そこに入った野菜もよく食べるようになります。朝食に和食が多くなり、小さいころの食生活が大人になっても習慣になるので、それも食育です」。

 手作りみそ教室は、登録しておくと開催日をはがきで知らせてくれる。

090(8367)0704 山田


加古川市 5年に1度の大共演    
レヴール・コール35周年・氷丘南混声コーラス 30周年記念ジョイントコンサート
2012年5月号に掲載

 

 加古川市の野口公民館で活動する女声コーラス「レヴール・コール」と、氷丘公民館で活動する「氷丘南混声コーラス」が2度目のジョイントコンサートを行う。

 「日本の詩とシャンソンの心をうたう」をテーマにした2部構成で、1部ではそれぞれのグループの合唱。レヴール・コールの本岡陽子さんは「今回アカペラに初挑戦します。しっかりと通る声を出し、楽しんでいただけるよう猛練習中です」。氷丘南混声コーラス団長の奥村城次郎さんは「『落葉松』『飛騨高原の早春』など、叙情的な曲が多いのでじっくりと聴いて頂きたい」と話す。

 2部は華やかなミュージカル仕立てのシャンソンの合同ステージで、次々と衣装を変えながら登場し、「愛の讃歌」「枯葉」といったおなじみの曲に合わせ、踊りも披露する。総勢60人全員で歌う曲のほか、男性の曲、ダンスだけ、ピアノ・キーボード演奏だけの曲もあり、バラエティーに富んだ内容になっている。

 コンサートに向けて、3月から合宿も含め5回の合同練習を行って来た。共通の指導者で、当日指揮を担当する藤野敬子さんは「5年前のコンサートでは、観客の皆さんと一体になった素晴らしいステージになり、私自身も幸せでした。もう一度あの時と同じ感動を味わいたい。気持ちをいっぱい込めてお届けします」。

日時 5月26日(日)14:00~  場所 加古川ウェルネスパーク内アラベスクホール(加古川市東神吉町天下原370)  料金 無料要整理券  079(423)1286 奥村


加古川市 楽しみながら管楽器演奏       加古川陵南シンフォニックバンド
2012年4月号に掲載

 

 加古川市立中部中学校吹奏楽部OB約20人で平成15年6月にスタート。今では10代から50代の吹奏楽経験者42人が毎週日曜の午前中に陵南公民館で練習している。8月の兵庫県吹奏楽コンクールと2月の定期演奏会が大きな行事で、広報の山口香奈江さん(42)は「定期演奏会はワクワク、コンクールはドキドキしますが、本番の舞台でお客さんに聞いてもらうのは気持ち良いです」と話す。

 他団との交流も増え、2年前には神戸と宝塚の楽団との合同演奏会も行った。代表の中塚幸司さん(42)は「普段にはない緊張感があり新鮮でした。100人を超える人数での演奏はめったに経験できず、迫力ある音量の中で思いっ切り吹くことができました」。
 
 今年2月の定期演奏会は東日本大震災からの復興がテーマ。世代間の交流で人と人との絆をより一層深めたいと同市立平岡中学校との合同チャリティーコンサートになった。クラシックや演歌、童歌、人気グループ「嵐」の曲などの演奏に800人の観客が耳を傾けた。指揮者で音楽指導も行う小田大輔さん(42)は「お客さんに楽しんでもらうには自分が楽しくないとだめ。音の出し方を使い分け、場面に合わせた表現ができるような技術を身につけて、演奏をまた聞きたいと思ってもらえるバンドにしたいです」。

http://www.ryonan-sb.com/ 
info@ryonan-sb.com


加古川市 小さいころから日本舞踊を       鵬扇流師範 鵬扇翠泉さん
2012年3月号に掲載

 

 「大人になって何かしたいなぁと思った時に、子どものころに習っていた経験があったので、日本舞踊を選びました」という鵬扇翠泉(松尾順子・48)さん。23歳で再開し、平成15年から指導者となり、現在は小学生から70代までの生徒を持つ。

 日本舞踊では珍しく、子どもへの指導に力を入れていて、自宅での個人けいこのほか、加古市立中部中学校や姫路別所高校の演劇部指導、神戸市の啓明学院高校の選択講座などにも出向いている。別府公民館の教室「日舞芝居 舞いあそびすいせんキッズ」には小中学生6人が通う。月2回土曜午後1時から3時で月1000円。「遊び感覚で始め、親しんでもらえたら」と話す。長唄や端唄に合わせた伝統的な踊りのほか、せりふのある日舞芝居ではクラシックや雅楽、中国音楽などさまざまなジャンルから曲を選び、布で波や雪を表現したり、扇を鏡に見立てたりして舞う。

 小学1年から始めて昨年6月に準師範として名取りをした木曽精泉(平岡南中2年)さんは「踊りで風景や心の動きを表現することが楽しい。情緒豊かに踊れるようにがんばりたい 」。還暦を迎えた昨年末に同じく準師範になった多木伯泉さんは「目標だった名取りができました。着物を着るのが好きで、発表会は刺激になります」。

 正月の初舞、文化まつりなどでの発表も多く、4月22日(日)に姫路文化センターで「鵬扇流舞の会」がある。入場は無料。

080(3795)8787  加古川市平岡町新在家2066-68





西脇市 力強い音が元気を与える       播州太鼓 和の風「未来」
2012年2月号に掲載

 

 幼稚園児から小学生を対象にした子ども太鼓教室「げんき」を卒業したメンバーが太鼓を続ける場として、平成12年に結成された。現在は中学生から60代までの男女16人が活動している。

 練習では準備運動、リズム打ちなどの基礎打ちを各自がした後、全員で2~3曲合わせる。地域イベントや老人施設などでの公演前には、演奏曲を中心に練習をする。大太鼓と締太鼓の2種類のほか、曲によってはエイサー用のパーランクーという太鼓も使う。代表の緒方繁男さん(43)は「結成時には、島根の太鼓打ち・今福優さんに指導してもらいましたが、今はメンバーで意見を出し合って曲を仕上げています。その過程が楽しいですね」と話す。

 メインイベントは、年1度の発表会。昨年12月には、今福さんオリジナルの『石見の風』や『播州木遣り太鼓』など7曲を演奏した。各曲に担当者がいて、大太鼓がそれぞれ自分の好きなように打つパートをつくるなど、アレンジを加えている。谷口清香さん(滝野中2年)は、「発表会ではお客さんに『元気をもらいました』と言ってもらいうれしかった。太鼓をたたくのは楽しいし、嫌なことも忘れられる。大人になっても続けたい」と目を輝かせた。

 緒方さんは「大学進学などで、外に出て行く若者たちもここで学んだことを糧にしてほしい。いずれは故郷に帰って太鼓を続けてもらいたい」と願っている。練習は第2・4日曜午後7時~9時に社武道館(加東市)で行う。メンバー随時募集中。

0795(23)5323 西脇労音内 
http://www.geocities.jp/wanokaze_mirai/




高砂市 健康フラで若々しく       ボランティアグループ プナ・アロハ
2012年2月号に掲載

 
 

 上手になることよりも、誰もが気軽に、いくつになっても踊れる健康フラダンスをめざし、講師の峰多鶴子さんの指導で、毎週金曜の午後1時から高砂市立北浜公民館で練習に励んでいる。メンバーは60~80代の15人。公民館の講座発表会のほか、施設や病院などを訪問して踊りを披露している。

 取材日は、近くの施設への訪問を控え、華やかな衣装に身を包んで最後のリハーサルをしていた。黄色、ピンク、緑と3色のドレスで踊る「ハワイアン・パラダイス」、竹の楽器「プイリ」を打ち鳴らす「ナニ・カアラ」、そして、カウボーイの雰囲気が漂う「ウルパラクア」などを練習する。下半身でリズムを取り、しなやかに手を動かす。「間違っても笑ってごまかしましょう」と峰さんがやさしく声をかける。

 7年前の発足時からのメンバー・大澤静子さん(82)は「あでやかな衣装を着けて踊ると若返ったような気持ちになります。いつまでも元気で続けていきたい」と話す。リーダーの歌野美津恵さん(70)は「音楽を覚えるために自宅でずっと曲を流し、お風呂の中でも踊っています」と笑う。峰さんは「ハワイの美しい自然や人々の感情などを手の動きやステップで表現しています。フラダンスは腰やひざの筋肉強化に効果があり、老化防止や介護予防、うつ病の治療にも役立っているそうです。一緒に楽しみませんか」と話す。

079(254)2802 峰


姫路市 掃除とともに五目芸も    萌の会 2011年12月号に掲載


 

 
  5年前、姫路市連合婦人会主催の美化活動クリーン作戦に参加し、姫路の街中を掃除したことがきっかけで、地元の大塩町もきれいにしようと発足した。メンバーは同会大塩支部の元会長と役員ら11人。毎月1回、大塩公園と駅前駐輪場の掃除を行っている。活動は1時間ほどだが、それでも、タバコの吸い殻や菓子袋、空き缶、ペットボトルなどでナイロン袋5個にもなるという。代表の湯谷幸美さん(69)は「ごくろうさんとか、ありがとうとか通りがかりの人が声をかけてくれると、やっぱりうれしいですね」と話す。今年10月「姫路のまちを美しくする運動協議会」から「感謝状」が贈られた。
 また、舞踊やひげダンス、二人羽織、バナナのたたき売り、腹芸などにも挑戦し、年に数回、地域のイベントや福祉施設で、「五目芸」と題してバラエティー豊かな芸を披露。失敗談などをネタに即興で話を作り、会場を笑いの渦に巻いている。

 衣装作り担当の松井まゆみさん(61)は、「一人ひとりサイズが違っていて大変ですが、工夫を凝らして舞台衣装を作っています。みんな芸達者ですごいアイデアマン。とても気の合う愉快な仲間ばかりです」と笑う。芸も衣装も手作りの舞台は、素人ならではの素朴であたたかい雰囲気に満ちている。


稲美町 仲間と山の隅々まで楽しむ       いなみ山の会
2011年11月号に掲載

 
 

 近くは高砂市の高御位山、遠くは北海道の大雪山や九州の祖母山、と全国各地へ出かけている。稲美町初の「山の会」として約13年前に発足し、登山歴50年の乾雅雄さん(69)を代表に平均年齢63歳の男女42人がメンバー。毎週土曜に近隣の山へ登って体を鍛え、年15回ほどは岩登り、沢登り、雪山登山をして技術を磨き、アルプスのような難易度の高い山へ備えている。

 モットーは「山を隅々まで楽しもう」。標識のない道を磁石と地図だけを頼りに進んだり、一度登頂した山でもルートを変えて再挑戦したりしている。乾さんは「道なき道を歩んで冒険心を大切にしています。何度も同じ山に登るのは、季節や天候によって花や景色など見えてくるものが違うから」と話す。

 この会ならではの楽しみも多い。沢では持参した竹にそうめんを流して食べる、山頂では道々採取したツクシやワラビを天ぷらにして味わうなどの催しを行ってきた。また、月に1度は「皆ケ仙とひるぜん焼そば(岡山県真庭市)」「来日岳と床瀬そば(豊岡市)」というように、登山とご当地グルメをセットにした例会も実施している。魚住美恵子さん(62)は「登山中はつらくて二度と登らないと思っても、頂上で景色を見て仲間と会話や食事を楽しんだら『よし、次も』ってなるんです」と笑顔を見せる。





高砂市 気分はウエスタン       カントリーダンス同好会
2011年11月号に掲載

 
 

 毎週木曜、高砂市立中筋公民館で、カウボーイハットにブーツ姿の女性たちがカントリー音楽に合わせて、カントリーラインダンスを楽しんでいる。このダンスは独特な足さばきが特徴で、縦や横、斜めなどの列になって踊る。

 メンバーは50代から60代の10人。相生市の山崎雪子さんとたつの市の喜多村千里さんが交代で講師を務め、今年で4年目になる。

 「ワンツー、ウォーク。クロスタッチ…」、ビートの利いたリズムに合わせて、足を前後やクロスに動かす。曲ごとにステップがあり、振り付けた人の名前がついている。取材日は「ハニーウェイク」「ケイステップブギー」など20曲ほどを練習した。3年目になる小林文子さん(67)は「一目見て格好良いと。体を動かすのが好きなので、踊っていると気分爽快です」と楽しそう。大杉花子(65)さんは「ブーツで踊る姿に憧れました。曲によってステップが違いますが、練習していると自然に体が覚えていきますね」。山崎さんは「このダンスは世界中共通しているので、どこででも仲間になれます。一緒にしてみませんか」と話す。

 毎年、相生のぺーロン祭りやたつの市民まつり、赤穂義士祭などのイベントに出演。今は11月の中筋公民館祭りに向けて練習を続けている。

090(8822)8896  









姫路市 ミュージカルで姫路を元気に    千城 恵 アーティスト・アカデミー
2011年7月号に掲載


 

 
 姫路市出身の元タカラジェンヌ千城恵さんが平成6年にボーカル教室からスタート。今では3歳からのキッズミュージカルやダンスに加え、ダウン症や自閉症、発達障害などの子どものためのクラス、大人のためのジャズダンスやタップ、声楽、音大や芸大などの受験クラスもあり、宝塚音楽学校に2人、劇団四季に2人入団という実績がある。

 月に1回程度開催している「ステージダンス・ワークショップ」に伺った。指導するのは千城さんの後輩の美苑えりかさん。年齢や経験は不問で、初心者大歓迎の教室に小学生から中学生の女児8人が参加していた。「舞台では大きく見えるように、笑顔でいるように」と言う美苑さんの言葉を真剣に聞き、体で表現する。自分の動きと音楽のリズムとが合った時の子どもたちは嬉々としている。高砂市立阿弥陀小学校の西脇千花さん(6年)は妹の友美さん(5年)と3回目の参加、「いろんな種類の踊りができるし、宝塚歌劇のこともわかる。ワークショップの日が待ち遠しい」と話す。

 千城さんは「姫路でミュージカルをもっと広め、浸透させたい。家族愛、環境や自然愛などのメッセージを込め、元気な姫路をここから発信し続けます」と語る。千城さんが始めた市民参加型のシャンソンとドラマティークの祭典「HIMEJIパリ祭」は13回目を迎える。今年は7月24日(日)、「小さな夢物語」と題したミュージカルとシャンソンでつづるコンサートを姫路市市民会館大ホールで公演する。

姫路市福沢町11 079(241)6638 
http://www.kei-music.com






姫路市 体の内面から健康に    伝統太極拳 太極練身会 田寺教室
2011年6月号に掲載


 

 
 400年の歴史を持つ伝統太極拳を通して、体の内側から少しずつ健康になっていくことを目的に、競技などには参加せず、自分のために楽しんでいる。

 昨年7月に開講した田寺教室では、50代から80代までの8人がけいこに励んでいる。「吸ってー」「吐いてー」。静かな音楽が流れる中、呼吸に合わせてゆったりと踊るように動く。波を打つように柔らかな動作だが、運動効果が高く、わずか半時間ほど練習するだけでうっすらと汗ばんでくる。81歳の中満幸さんは「娘に誘われて親子で参加しています。バランスが悪いのでなかなか上手になりませんが、終わったらスカッとしています」と笑顔を見せる。椎田淑恵さんは「いつまでもゴルフを続けたいので、足腰を鍛えるために来ています」と話す。「正座ができるようになった」「おなかが引っ込んだ」などうれしい反応も多いという。

 英賀保や飾西など市内9教室で指導しているタケモトセイウンさんは「ダイエットや体力維持、肩凝りや冷え性の改善などの効果があります。年齢に関係なく誰でも気軽に始められ、自分の体力に合わせた無理のない運動で、気持ち良く楽しんでください」と呼びかける。

090(3288)1566 タケモト


 







加西市 驚く顔が見たいから       加西マジック研究会
2011年5月号に掲載

 
 

 昭和46年、メンバーの深江廷司さんが中心になり、5人で研究会を立ち上げた。今は50代から70代の14人が所属し、月2回木曜の夜に練習している。そのうち1回は、プロのマジシャンで関西奇術連合会副会長の松旭斉天優こと絹川一成さんを講師に招く。

 メンバーに囲まれた絹川さんが、膨らませた風船に長い針を刺す。割れない。シュッと針を抜き、パン! と割ってみせると、拍手が起こる。絹川さんがタネを明かすと、「2つか3つの風船を串刺しにするのもおもしろい」「あらかじめ中に紙吹雪を入れておいたら、割れた時にキラキラしてきれいやな」と次々にアイデアが出る。

 年間30件ほどの出演依頼があり、そのほとんどが9月の敬老会シーズンに集中する。手分けして市内各地へ出向き、一人数種のマジックを披露する。代表の石田修さんは「成功すると、不思議そうな表情になって『ほぉー』と声が上がる。練習した成果を見てもらえるのが何よりうれしい」と話す。深江さんはマジック歴40年。「失敗を見抜かれないようにするテクニックは身についたかな」といたずらっぽく笑う。荒木純子さんは「まだまだ下手だけど、拍手があるとやめられない。ぜひ一緒にやりましょう」と呼びかけている。

0790(42)2151 加西市中央公民館 









たつの市 障害者と健常者が共に楽しむ    車イスダンス 花いちもんめ 2011年4月号に掲載


 

 
 車イスダンスは、車イス利用者と健常者が一緒に楽しむダンスで、御津ボランティア協会会長の岡本芳子さんが呼びかけ、昨年8月に立ち上げた。メンバーは50代から80代の16人。毎月第4土曜の午後3時半から、御津やすらぎ福祉会館で練習している。半年余りで、「サザエさん」「野に咲く花のように」「ジングルベル」、そして手話も取り入れた「手のひらを太陽に」の4曲をマスターした。メンバーには車イスの利用者は2人しかいないので、健常者が交代で乗って練習する。立った人と座った人が2人1組になって踊る簡単なダンスで、フォークダンスのように音楽に合わせて次々と相手を代えていく。

 脳梗塞で左半身に障害が残る三浦和代さん(72)は「じっと家にばかりいるより、ここに来るとリハビリにもなるし気持ちも若返るので、とても楽しいです」と笑顔を見せる。

 車イスダンス講師の立川國弘さんは「普通の車イスを使うので、動きも悪く回りにくい。まずは扱うことから慣れてほしい。障害がそれぞれ違うので、相手とコミュニケーションを取りながら、楽しく踊ることを大切にしています」と話す。リーダーの円尾京子さんは「リハビリテーションや高齢者の施設、学校などを訪問して、一緒に踊りを楽しみたい」と言う。

090(8385)9188 円尾




 





姫路市 笑顔が満ちるサルサダンス    ラテンバー トロピカーナ
2011年4月号に掲載


 

 
 男女がペアになり、陽気なラテンのリズムにのって踊るサルサダンス。その楽しさを広めようと、毎月第2金曜の午後9時から「ハッピーサルサ ビギナーズパーティー」(500円、ワンドリンク付き)を開いている。

 毎回、初心者を含む20~40代の30人ほどが集まる。加古川市や加西市、赤穂市からも訪れる。初めに、講師の二杉和宏さん、アシスタントのミカエラさんによる約30分のレッスンがあり、曲に合わせて前後、左右の基本ステップと、ターンの練習をする。

 レッスンの後は、おさらいを兼ねたパーティー形式のレッスンに移る。パーティーでは、男性が女性を誘い、踊り終わると席まで連れて帰るのがルールだという。ペアは次々に代わるが、踊っている二人はずっと手をつないでいて、笑顔が絶えない。曲が終わるとお礼を言い、拍手を送り合う。ミカエラさんは「男性は女性を楽しく踊らせようとするし、女性はその気持ちに応えようとする。疑似恋愛みたい」と話す。

 二杉さんは「基本のステップさえ覚えれば、あとは体をリズムに乗せるだけ。恥ずかしいとか、照れる気持ちを乗り越えて来てほしい」。友人に誘われて初めて参加した酒井明子さんは「ラテンの音楽や文化が好きで、サルサは一度踊ってみたかった。また来ます」と話した。

 
姫路市本町179 モリスビル地下1F  079(222)5837

 





加古川市 的確で丁寧な指       愛バレエスタジオ
2010年12月号に掲載

 
 

 スタジオを主宰する春田愛さんは3歳からバレエを始め、オーディションを受けて入団したジュニアバレエ団で練習を重ねた。加古川や神戸、姫路などのバレエスクールスクールで指導の経験を積み、平成20年に自分のスタジオを立ち上げ、指導歴は12年になる。

 生徒は約70人。将来はバレエの先生をめざす子どもから健康維持が目的の大人までさまざまだ。神戸から通う山﨑郁子さんはバレエ歴9年。「3年目に履くことができたトーシューズは今も履きこなせていませんが、先生が根気強く指導して下さるので、がんばろうという気になります。腰痛や肩凝りも楽になり、体も柔軟になりました」と話す。

 春田さんの指導は「なぜその技ができないか」を一人ひとりのレベルに合わせて、肩や足の位置を実際に触って直しながら説明するのでわかりやすいという。そのレッスンを受けるために大阪やたつのから来る生徒もいる。

 8月には第1回発表会を加古川市民会館で開催し、4歳から70代までの50人が出演した。春田さんは「発表会で得るものは多いです。早くトーシューズを履きたいとか、次の発表会には絶対に出たいといった目標が持てますし、日頃の練習の大切さもわかる。舞台での経験を積み、子どもたちには将来素敵なバレリーナになってほしいですね」と語った。

加古川市加古川町北在家790-1 079(427)0812
http://www.ai-ballet.com/













高砂市 声を出す筋肉を目覚めさせる スポーツボイスインストラクター 藤本典穂さん
2010年10月号に掲載

 
 
 

 発声に必要な筋肉を運動で鍛えるのがスポーツボイスだ。ケーブルテレビや百貨店・企業の専属司会者などもしている藤本典穂さんは「以前からボイストレーニングは受けていましたが、体を動かすのが好きなので運動しながらできるのがいいですね。歌ったり人前で話したりする声は、普通の声と違って意識しないと出ないんですよ。声も筋肉を動かして出すので年齢とともに衰えます。若いうちから、美容に気を遣うように意識をもって頂きたいです」と話す。
 
 レッスンは、音楽に合わせて会話ができる程度に体を揺すり、余計な力を抜いて声の出やすい状態にする。そして、腹式呼吸を意識しながら、横隔膜を上下させたり、腹や尻を引き締めたり。続いて声帯とその周辺を振るわせるように声を出す。少し腰を落として体をねじるなど、全身を大きく動かしながら、筋肉を使っておなかから声を出す感覚を体感する。

 生徒は50〜60代の女性が多く、加古川市の主婦、藤原弥生さんは「カラオケが好きで、よく声が出るようになりました。腹式呼吸を続けていると、おなかを使うので下腹もへっこみました」と喜ぶ。

 イトーヨーカドー別府のヨークカルチャー加古川、ジャスコ姫路リバーシティーの姫路カルチャーで受講でき、出張レッスンも実施中。

080(3834)8081 スポーツボイスKOBE http://www.sportsvoice.jp/










    




明石市 ダイナミックな太鼓の踊り    エイサー 肝美らさん
2010年8月号に掲載

 
 

 エイサーは、沖縄の盆踊りのようなもので、もともとは先祖供養のための踊り。旧暦の7月15日、若者たちがその地域に伝わる曲を演奏し、踊りながら練り歩く。力強い太鼓やかけ声で悪いものを吹き飛ばし、幸運を授けるという。
 
 チーム名の「肝美らさん」は沖縄の言葉で、美しい心を意味する。メンバーは15人。太鼓の男踊りだけではなく、女性の手踊りや、チョンダラーというピエロ役の踊り手もいる本格的な構成だ。指導するのは沖縄出身の具志サチ子さん。エイサーは小さいころから親しんでおり、「息子、娘、孫も一緒に踊っています」と話す。

 副リーダーの菅井嘉夫さんは大太鼓でみんなを引っ張る。「沖縄出身の同級生が踊った姿に興味を持ち始めました。動きが激しくて汗だくです」。息子で明石市立二見北小の一輝君(4年)も締太鼓で一緒に踊っている。幼稚園から始めた藤井陵さんは(同5年)は「手の動きも上手になって、パーランク(片側に皮を張った太鼓)を強くたたけるようになりました」と胸を張る。

 夏を中心に、年間を通して祭りやイベントへの出演も多い。

078(941)6388 具志


    
加古川市 笑顔で楽しくフラダンス    西公フラ同好会
2010年8月号に掲載

 
 

 小学4年から76歳までのメンバー39人が、月に2回、加古川西公民館で練習をしている。指導者の石原文代さんはフラダンス歴12年、年に2回は本場ハワイに出かけ、現地でレッスンを受けるという。
 
 ひじ、ひざ、股関節などのストレッチから始まって、ステップ練習へと続く。両腕を伸ばして腰を落とし、ゆらりゆらりと右へ左へ、前に後ろにゆっくりと動く。色とりどりの手作りのスカートが、ハワイアンのリズムに合わせて揺れる様子は波のようだ。
 
 人と人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを込めて踊るフラダンスに笑顔は欠かせない。石原さんは「思いやりの心を持ち、お互いに尊敬し合い、笑顔を忘れないで」と言葉をかける。代表の横山須美子さんは「年齢を超えて楽しく仲良く練習することに意義を感じています。どなたにも長く続けてほしい」と話す。

 高砂市立阿弥陀小の萬山瀬奈さん(4年)は、「みんなといろんな所で踊れるのが楽しい」、加古川市立川西小の福岡沙弥乃さん(5年)は、「ダンスを間違えず、拍手をもらった時がうれしい」と言う。福岡さんは親子で参加しており、母の薫さんは「母娘でフラダンスとハワイが大好きなんです」とにっこり。

 福祉施設への慰問やニッケパークタウンでの「夏祭り」、西公民館の「文化祭」、東神吉敬老会やフラ交流発表会などでダンスを披露している。

079(432)3467 加古川西公民館





    
加古川市 アンデスの調べをお届け    フォルクローレグループ ESPERANZA
2010年7月号に掲載

 
 

 「フォルクローレ」は南米アンデス山脈地帯の民俗音楽。幼稚園で開かれたフォルクローレのコンサートに感動を受けた母親たちが、演奏した渡部勝喜さんに頼んで指導を受けた。平成9年のグループ結成時には人数も多かったが、5年程前から現在の5人に定着した。いずれも40代の主婦で、週1回の練習を楽しんでいる。ケーナ(竹製の縦笛)、サンポーニャ(葦の茎を組み合わせた笛)、チャランゴ(高音の弦楽器)、ボンボ(毛皮を張った太鼓)といった珍しい楽器を使って、雄大なアンデスの情景や民族の思いを豊かに表現する。
 
 リーダーの村田三枝子さんは「日本のわらべ歌と同じような音階なので、親しみやすく懐かしい感じがします」と話す。担当するケーナは尺八のような作りで、牧歌的で哀愁を帯びた旋律が特徴。息の使い方でいろいろな音色を使い分けられるのが魅力という。ギターの徳重潤子さんは曲のアレンジもし「少しでもレベルを上げるために、練習は毎回録音してチェックしています」と言う。
 
 レパートリーは「コンドルは飛んでいく」「花祭り」「竹田の子守唄」など幅広い。イベントでのステージを始め、学校や公民館で活発にコンサートを開く。メンバーたちは「良い仲間と巡り合い、素敵な世界が広がりました。素朴で情緒的な音楽をぜひ聴いて下さい」とのこと。夢は現地で演奏することだ。

080(5339)5853 村田




姫路市 竹が奏でる癒やしの音    アンクルン合奏団 竹和
2010年6月号に掲載


 
 
アンクルンはインドネシアの竹製の民族楽器。代表の福本聖美さんは、竹と竹が触れ合う軽やかで素朴な音色に魅了され、10年前にグループを結成した。「日本人にとって親しみやすい音色で、そして自分自身が楽しめる楽器を探し求め、たどりついたのがアンクルンでした」
 
 現在は大学や専門学校の講師をしながら、姫路市別所町の自宅を改装したバロンアートスタジオで毎週火曜、9人のメンバーと練習に励んでいる。
 
 ハンドベルのように楽器1台が1音になっていて、数人で分担して一つの音楽を演奏する。振るだけで簡単に奏でられるが、「音が途切れないようによく聞き、互いの呼吸を合わせながら演奏することが大切」という。最初は1台を操るのが精一杯だった人も、今では8台ほどを同時に担当できるようになった。
 
 福本さんは「楽譜が読めなくても大丈夫だし、年齢にも関係なく誰でも気軽に楽しめます」。メンバーの一人は「夫を亡くした寂しさをアンクルンが癒やしてくれました。心に響く優しい音色をぜひ聴いて下さい」と話す。レパートリーは、童謡や唱歌、インドネシア民謡、映画音楽など。県立但馬長寿の里や香寺図書館、病院、幼稚園、神社などでコンサートを開いたこともある。観客も参加できる「音遊び」のコーナーを設け、大いに盛り上がった。最近ではピアノやパーカッションなどの楽器を加えた音楽など幅広く取り組んでいる。

079(252)5117 福本

 


加古川市 軽快なリズムにのせて    銭太鼓クラブ
2010年5月号に掲載

 

 
 銭太鼓は、30cmほどの筒の中に5円玉を入れて、たたいたり振ったりして音を出す民謡楽器で、島根県の出雲が発祥地とされる。2本で1組になっていて、チャカチャカと鳴る軽快なリズムや、誰でもどこでも楽しめる手軽さが受けている。
 「銭太鼓クラブ」は7年前、加古川西公民館高齢者大学の学生とそのOBたちが結成した。銭太鼓の伝承と高齢者の地域活動を目的に、加東市在住の安田さち子さんの指導で月2回練習している。メンバーは60代から80代までの36人で、男性は5人。銭太鼓や衣装を手作りする器用な人も多い。レパートリーは「ホームラン音頭」や「崖の上のポニョ」など、民謡から童謡、アニメソングまで23曲ある。
 昨年8月から2月まで、文化庁の「伝統文化こども教室事業」の委嘱で「銭太鼓こども教室」を開いた。園児から小学6年生まで32人が参加した。紙鉄砲やあやとりなど昔の遊びも組み入れ、大いに盛り上がったという。今年は5月からスタートする。
 会長の行本清美さんは「幼稚園や敬老会など年に10回以上の公演があり、楽しく活動しています。健康づくり、仲間づくりにも良いですね。依頼があればどこにでも行きますよ」と話す。

079(432)3467 加古川西公民館


宍粟市 太極拳のすそ野を広げる  相生市太極拳協会 松井 正直さん
2010年5月号に掲載

 

 相生市太極拳協会代表で公認指導員の資格を持つ松井正直さんは10年以上前から、健康に良い中国武術として太極拳を広める活動を続けてきた。「朝の公園で呼吸を整えながらスローな動きを見せる人たちをイメージする人も多いでしょうが、決してそれだけではありません」。大会では扇や剣などの道具を使って激しい動きを見せる種目もあり、30種目以上の演武が繰り広げられる。
 
 2月にあった第18回県武術太極拳選手権大会では、松井さんが指導する「きんとうん」のメンバー6人が出場した。梅花扇と呼ばれる扇を手にし、優雅さと鋭さを織り交ぜたメリハリのある演武が高い評価を受け、集団の部で優勝。7月の第27回全日本武術太極拳選手権大会への出場を決めた。「全国から精鋭の選手たちが集まる大会で日ごろの練習の成果を披露したい」と抱負を語る。
 
 相生市立体育館のほか、網干や赤穂でも教室を開いている。「年齢に応じて、その人に合った指導をしています。関心のある人は一度見学に来て下さい」。5月末にある相生ペーロン祭りのカーニバルにも参加するので、その演武も見てほしいそうだ。

0791(23)6691


加古川市 腹式呼吸で健康に    (社)日本スポーツ吹矢協会 兵庫加古川支部
2010年1月号に掲載

 

 吹矢はゆっくりした基本動作と、ビニールフィルム製の矢を息で放ち、的に当たった点数で競うというわかりやすいルールが好評で、高齢者を中心に広がっている。腹式呼吸が健康に良いということから医師の日野原重明さんが協会の最高顧問を務めている。
 
 加古川市の別府公民館では公認指導員で加古川支部長の藤原豊さんの下、25人のメンバーが第1・3月曜と第2・4火曜に分かれて楽しんでいる。副支部長の佐伯貞雄さんは「始めて2年ですが、呼吸法も上達し、集中できるようになりました」。最高齢で79歳の綿井和夫さんは「子どものころにこのような遊びをしていたので興味がありました」。また「体調が良くなった」「体重が減った」「お腹周りが細くなった」というメンバーたちの声も。
 
 実際にさせてもらったところ、息を吹き込み、矢が筒から飛び出す瞬間はかなりのスピード感があり、的に当たれば壮快だ。見学や体験はいつでもできる。

078(942)8213 藤原
http://fukiya0101.web.fc2.com/index.html
   

太子町 上品な笑いに夢中です   狂言グループ いかるが会 2009年11月号に掲載

 

 「ナマコ、カマスゴ、ザコ、キスゴモロコ…」
 
 元漁師のにわか坊主がお経を唱える「魚説経」の一場面。延々と続く魚の名前にクスクスと笑い声が起きる。
 
 今年16年を迎える太子町の狂言グループ「いかるが会」。初心者からベテランまでの女性9人が、太子町の斑鳩寺で毎月1回練習を行っている。
 
 指導をしているのは、大蔵流狂言師の丸石やすしさん(京都在住) 。朗々とした張りのある声でメンバーたちをぐんぐん引っ張っている。演目ごとに組になり1組ずつけいこをつけてもらうが、1つを仕上げるのに約2年かかるという。1年目は先生の言葉を復唱する「口伝」でセリフや口調、発声などを覚える。各自テープに録音して暗記するが、自分のものにするまでは大変のようだ。次の1年で立ちけいこ。見よう見まねで足の運びや振り付けを学び、ようやく完成する。その集大成として2年ごとに発表会を開催しており、「家元から衣装を借りての本格的な舞台なのですごく緊張しますが、とても充実感があります」とメンバーたち。今年5月に大阪能楽会館で発表会を終えたばかりで、また新たな演目に挑戦している。
 
 「狂言といえば堅苦しいイメージがありますが、とても楽しいですよ大きな声を出すのは気持ち良いし、軽妙な笑いもおもしろいです」と代表の芦田悦子さん





多可町 企画力で成功を続けるジャズコンサート    Jazz-TRAIN’97 2009年10月号に掲載

 

 多可町文化会館ベルディーホールの住民企画グループとして、毎年ジャズコンサートを開催している。メンバーは男性5人、女性3人の8人で、出演者への交渉や打ち合わせ、ポスター、舞台作りからチケット販売まですべてを手がける。過去12年の中には、綾戸智絵(智恵)さんのジャズ&ゴスペル、医師の鎌田實さんとジャズ演奏者の坂田明さんのジョイントコンサートなども行い大盛況だった。
 
 代表の吉田保夫さんは「みんなで一緒に作るのが良いですね。それぞれが多才で、能力を出し合っています。全力投球でかかわってエネルギーを使い果たしてしまいますが、当日の客席を見た時はやったと思います。しんどいことはどこかで生きてきます」と話す。 
 
 ポスター担当で、今回初めてメインで企画を行っている徳平幸生さんは「端で見ているのと自分がするのとでは大違い。大変だった分、成功の喜びも大きくなるのではないかと思っています」とのこと。
 
 今年のコンサートは11月28日(土)に講談師の旭堂南陽さんとジャズ一座を迎えて「ジャズ講談 ソニーロリンズ物語」を行う。ロビーを特設会場に屋台も出て、夜店のにぎわいを演出する。

ベルディーホール  0795(32)1300    http://www.takacho.jp/verde/



加古川市 講師を続けて元気で幸せ    和紙ちぎり絵 塩崎 好子さん 2009年9月号に掲載

 

 和紙ちぎり絵しゅんこう認定講師の塩崎好子さんは講師歴30年以上の80歳だが、驚くほど元気だ。今年の(財)日本和紙ちぎり絵協会第18回和展では、明るい色彩と神秘的な美しさが評価されて努力賞を受賞した。「ちぎり絵は和紙の風合いとちぎることで出る色の濃淡で水彩画にも油絵にも見えます。紙だけで遠近感が出るのは不思議です」。
 
 5つの教室のうちヨークカルチャーセンター(イトーヨーカドー加古川店内)では6人が受講している。88歳の児島信子さんは「歩いて来るので健康にも良いです。作るものを先生が選んでくれているのが楽しみです」、80歳の山口千代香さんは10年以上の経験者で、「良い作品はしゅんこうでプリントTシャツにしてもらえ、最近2枚目を作ってもらいました」とのこと。唯一の男性の和気静也さんは「彩がきれいです。座ってできるし手も汚れず後片付けが簡単なのもいいですね」、車イスで通う高野玉枝さんは「作品ができあがっていくのが楽しみです。張り合いがあって私にとって貴重な場所です」、2回目の新平美代子さんは「手作業の習い事がしたいなぁと思いました」と話すなど、和やかな雰囲気だ。
 
 一人ひとりに細かく指導する塩崎さんは「皆さんに喜んでもらえるのが何より、一緒にするのが楽しいです。おかげで元気で幸せ。ちぎり絵の講師を続けてきて良かったです」と満面の笑顔だ。

ヨークカルチャーセンター加古川
079(430)2661




宍粟市 社交ダンスで楽しくふれあい  ダンススタジオ パルティール  2009年9月号に掲載

 

 健康のために適度な運動をしようと、15年ほど前にダンス同好会に入会し、社交ダンスを始めた藤原三津子さん。4年前には日本ダンススポーツ連盟が認可するダンス指導員の資格を取り、その後山崎町内にダンススタジオ「パルティール」をオープン。金曜午後1時30分からは姫路の藤本悟・幸子先生による団体レッスンを行い、土・日曜も開放して自由に踊れる場を提供している。また、毎月第2土曜の昼と夜にはミニパーティーを実施。参加費1000円、2人以上の場合は1人800円で、土曜の夜にダンスパーティーをしている所は少ないため、遠くは岡山や山口から訪れる人もいるそうだ。

 「退職後の余暇を生かして始める方も多いですね。初対面でもダンスを通して親しくなることができるので、年配の皆さんの生きがいになっているように思います。体を動かすことで足や腰の痛みがなくなったという人もおられますよ」と藤原さん。

 初心者歓迎。興味のある人は電話連絡の上、まず見学してみては。10月25日(日)午後には、オープン3周年記念パーティーを予定している。

宍粟市山崎町高下27-1  090(3717)0135



 



姫路市 子どもと一緒に楽しめるバンドを   Crazy Princess Band 2009年9月号に掲載

 

 「Crazy Princess Band」は音楽大好きのママさん24人が活動するブラスバンド。2年前、リーダーの菅原美奈さんがmixiで呼びかけ、5人のメンバーからスタートした。

 子どもたちが遊んだり走り回っている中での練習だが、その集中力は見事なもので、ひとたび楽器を手にすると母親から演奏家の顔に変わる。泣き出した子どもをひざに抱きながらトランペットを吹いたりと大変な面もあるが、「昼間に思いっきり練習できるのがうれしい。土曜の練習日には夫も協力してくれるんですよ」と楽しそう。練習の合間に同年代の母親同士で子育ての悩みを相談したりと情報交換の場としても大切な時間となっている。また週2回の練習日を子どもたちも楽しみにしていて、「今日はお友だち来ているかな?」と、家を出る時からウキウキだとか。親たちが練習している間に、子ども同士も交流を広げている。

 そんなメンバーのレパートリーは「アンパンマンのマーチ」や「崖の上のポニョ」など、子どもが大好きな約10曲。「今後は大人向けの曲にも挑戦してみたいし、関西で活動するママさんブラスバンドとの交流もしてみたいですね」と菅原さん。日程が合えばイベントなどの演奏依頼も受けている。同時にメンバーも募集中。特にクラリネットは大歓迎とのこと。

場所:姫路東市民センター 
練習日:火・土曜   時間:9:00~12:00
cpband_himeji@yahoo.co.jp
http://cpband.web.fc2.com/



明石市 もっと身近に英語でおしゃべりを    Silber Cafe 2009年8月号に掲載

 

 英語やドイツ語を教える「ズィルバーバーン語学サービス」の経営者で講師でもある日本在住30年のティロ・ツィマーマンさん。もっと英語を身近に感じてもらえたらと、火・木曜の午後1時45分からと、土曜の午後1時15分からの週3回、ハーブティーと手作りおやつ付きの英語チャットカフェ「Silber  Caf」をオープン。

 システムは簡単で、初回に5枚つづり6
000円のクーポンを購入し、終了後に1枚切って渡す。「ここに来るとしゃべりたくなるのよ。テストもないし、間違っても怒られない。英語でこんな言い回しがあったのねと毎回新しい気づきもあります」とスタート時からの参加者。ここで覚えた会話を海外旅行で生かすこともあるそうだ。

 「予約制ではないので気軽に来て下さい。参加者からは、毎回メンバーが違うからおもしろいという意見も聞かれます」とツィマーマンさん。雰囲気を感じてもらえたらとブログでその日の様子をアップ。ツィマーマンさんの巧みな関西弁の突っ込みも魅力だ。ちなみに取材日のおやつはコーヒームース。クッキーやケーキ、みたらし団子の日もあり、こちらも楽しみの一つだ。

Silber Cafe  明石市二見町西二見山中157‐9 2F A  078(941)1174
http://news-at-silbercafe.synthasite.com/






小野市 オリジナルデザインでスタイルを確立   トンボ玉作家 多鹿 由美さん 2009年6月号に掲載

 

 トンボ玉は金太郎飴のように作ったパーツを組み合わせるなど、さまざまな技法を使って精巧に作られたガラス細工。透き通ったガラスの中に美しい花や熱帯魚などの小さな世界が広がる。「手のひらに乗る小さいものなのに、この中には本物の蘭の花が入っているのですかと言われたこともあるんですよ」と笑顔で話す多鹿由美さんは作家活動を始めて11年、平成20年にはビーズグランプリのガラス玉部門で大賞を受賞するなど実績を重ねている。
 
 新作はバラのつぼみのパーツがガラスの中に4個入っているもので、内向きにするのは難しいとされる花びらが重なり合っている。「作り方は感覚ではなく計算に基づいたもので、どうしても理詰めになってしまいます。でも、見た時にきれいとか好きという感動を持ってもらえるものを形にするのが今の目標ですね」とのこと。
 
 5年前からは弟の和広さんと共に小野市の工房を営みながら、そこでの教室と加古川や三宮でのカルチャーセンターで指導にも当たっている。最近は20~30人を対象に1人2500円での出張体験も始めた。     
       
http://www.sea.sannet.ne.jp/pyrope/






多可町 画家として講師としても充実   植物画 黒澤 正治さん 2009年5月号に掲載

 

 植物細密画は図鑑や理科の挿絵に使われたりもする生物学的な絵画で、写真よりリアルに見える。それを描く黒澤正治さんは、川口汐子さんの歌集『花逍遥』の挿絵もしていて、「頼まれた時には夢見心地で描きました。でも途中で阪神大震災に見舞われ、出版社も被害を受けて心配しましたが、無事本になり本当にうれしかったです」と話す。
 
 震災後神戸の役に立ちたいと原画展やチャリティー色紙展を行ったことがきっかけで、加古川や地元多可町から講座の依頼があった。現在は西脇も加わって6カ所で植物画講座を開いており、その1カ所のヨークカルチャーセンター(イトーヨーカドー加古川店内)には十数人の熱心な講座生が通っている。描く花や植物は各自持参し、下絵の描き方や色塗りなどを習う。本物の葉っぱが張り付けてあるのかと思うほどの作品もあって「意欲的な方が多く、どんどん上達されてうれしいです」と黒澤さん。
 
 今秋には3年ぶりに6講座合同の展覧会を加古川市民ギャラリーで予定している。他の講座生との交流が刺激にもなるので、みんな今から楽しみにしている。 
       
北播磨植物画同好会  多可郡多可町中区中村町409-1  0795(32)0106  
http://www.page.sannet.ne.jp/atorie-k/
    







西脇市 歌う楽しさと喜びを   らららコーラス 2009年4月号に掲載

 

 自然豊かな西脇市黒田庄町の東はりまフォルクスガーデンで、毎月第2・4月曜の午後1時半から始まる「らららコーラス」。歌が好きなら誰でも参加できると口コミで広がり、市内外からおよそ85人が参加している。
 
 参加料は1回500円。講師は大阪教育大学出身で、小中学校の音楽教員でもあった横山文和さん。「音楽は素晴らしく、人生を豊かにしてくれます。このコーラスの魅力は、歌いたい時に自由に参加できるということ。短時間でできる内容を考えていますので、一緒に楽しみましょう」と横山さん。 
 
 参加者は50歳以上が多く、「青い山脈「また逢う日まで」などその年代のなじみのある曲が中心。取材時には「カリンカ」という曲を初めて練習し、最初はピアノ伴奏に負けていた歌声も「もっと自由に、アルコールを飲んだ感じで」と身振り手振りする先生の指導に応え、全員の声がひときわ大きくなった。
 
 歌に誘われて近づいてくるヤマガラがいるらしく、そんな1羽の愛らしい鳥をイメージした「ら・ら・ら」というオリジナル曲も誕生している。作曲は横山さんで作詞は参加者の黒澤正治さん。このコーラスの魅力はという問いに、参加者からは「下手でもいいと言ってもらえるので、のびのび歌えます」「自然がいっぱいある場所もいい」「先生の魅力です」と言う一声も飛び出て、室内が笑い声に包まれた。        

0795(28)5120  フォルクスガーデン事務局    


たつの市 和楽器の音色に魅了され   さとの会   2009年4月号に掲載

 

 柴田聡子さんが主宰するさとの会は、琴伝流大正琴、津軽三味線、沖縄三線の教室。柴田さんは、平成8年に大正琴を教え始めた。同時期に津軽三味線の家元に出会い、自身が習い始め、平成14年から教室「訓夢会」をスタートした。その後、沖縄三線を楽しむ会もサークル的に行っている。「和楽器が好きなんです。津軽三味線に出合った時は、その迫力に魅了されました」。
 
 週に1回の教室では、基礎練習に重点を置く。「基本を大事にしたいんです。音の出し方はもちろん、見た目も大切ですから姿勢も動きもきれいに見えるよう、私の持っている技術のすべてを伝授します」。
 柴田さんの津軽三味線の家元が全国に教室を持っている関係で、教室生と共に舞台に立つことも多い。名古屋御園座などで五木ひろしさんと共演したり、姫路公演では100人の大合奏をしたこともあるそう。「みんなと一緒に合わせるのが楽しい。舞台発表はとても励みになります」「礼に始まって礼に終わる教室です」「初舞台が五木ひろしさんとの共演で、その時の感動が忘れられません」と生徒たち。
 
 練習場所は主に御津文化センター。どの楽器でも入会者を随時募集している。                        
079(322)1334    


 




たつの市 日々研鑽しレッスンに励む   ミサ・バレエスクール   2009年4月号に掲載

 

 たつの市内でクラシックバレエを教えている戸浪ミサさん。「中学1年のころ、白鳥の湖のオデットを見て、私も踊ってみたいと思ったんです」。学校のダンス部に入り、渡バレエ学校の姫路支部で習い始めた。大学時代からはバレエ学校に在籍する傍ら、後輩の指導をするようになった。
 
 平成6年からバレエ教室を始め、平成14年には自宅スタジオ「ミサバレエスクール」を開設し、今では生徒は60人にものぼる。
 「一番楽しいのは振りを付けることに集中している時」と話す戸浪さん。このスクールの一大イベントの発表会で、観客に感動を与えられるよう、毎回テーマを決めオリジナルの振り付けで舞台に臨んでいる。
 
 毎年夏休みには、ロシア人の講師によるバレエセミナーに生徒たちと参加する。このセミナーで気づくことも自分のレッスンに影響を与えているという。
 
 夢は世界で通用するバレリーナを育てること。「どこまでその子を伸ばしてやれるのか、責任を感じます」。穏やかな人柄の中に、指導者としての厳しさも感じられた。                                   
0791(63)5101