病気に負けるな 希望を持とう
NPO法人 あけび(姫路市)
2005年9月号に掲載
パーキンソン病という神経難病は日々進行していき、一日のうちでも症状が一定ではない。しかし、病気になっても、仕事に対しての能力がなくなったわけではなく、患者さんたちは社会から孤立することなく、さまざまな方法で社会参加できることを望んでいる。
パーキンソン病を病む人のための福祉施設「あけび」は、「閉じこもりにならない・寝たきりにならない・人生を楽しもう」をモットーに開設され、習字・裁縫・絵手紙などの教室やウォーキング・スイミング・ダンスなどのリハビリを積極的に取り入れ、同じ患者さん同士が教え、習い、励まし合って毎日を過ごしている。いつでもやっているカラオケも人気で、20年ぶりに歌ったという利用者もいるとのこと。
また、昨春には作業所「ワークハウスあけび」を作り、チラシや機関紙、名簿などをパソコンで入力、制作するなどの仕事をこなし、仲間と共に働ける喜びを感じている。昨年末には初めて1300枚の年賀状作成にも挑戦した。
さらに、昨年9月にはNPO法人「デイサービスあけび」を設立。患者さんのQOL(生活の質)が大切であるように、介護をする人のQOLもまた同じように大切であるとの観点から、家族が安心して患者さんを預け、お互いの生活が心豊かに送れるようにすることが目的だ。発症年数が長く、症状の重い患者さんが寝たきりにならないためにも、「あけび」をきっかけに外に出て仲間とふれあえるようなデイサービスをめざしている。「まずは家から出て来てもらうということを第一に考えています。仲間ができると元気も出ます」と林幸子施設長。
患者さんたちは、新薬の開発や治療法の確立を心より願いながら、希望を持って生きようとしている。けれど、病気に、そして生きることに疲れた時、患者さんはぜひ「あけび」にお出かけを。そして、健康なあなたには「あけび」に温かいご支援を(賛助会員年会費1口1000円)。送迎、料理など何でも手助けしてくれるボランティアも募集中。
| 利用内容 |
営業時間:9:30〜16:00
定休日:土・日曜 年末年始
料金:介護度により異なる
1日約1100円〜1500円程度
(食事・送迎料含む)
定員:10名(1日)
対象者:介護保険で、要支援〜要介
護に認定された方
●体験入所随時(無料)
利用手続などは問い合わせを |
| 住所 |
姫路市北条宮の町215 |
| 連絡先 |
0792(87)1025 |
|